乗換案内の広告表示化へのブーイングに見る、iPhoneアプリの価値観など

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ジョルダンの乗り換え案内アプリ無料版がアップデートされ、広告が表示されるようになりましたが、この事でユーザーからは、少々手厳しい意見が寄せられています。(参照)

iPhoneアプリは有料の方が良い?

レビューする障壁が低いAppStoreでは、アップデートによる仕様の変更でユーザーからブーイングが起こるのは珍しいことではありません。最初無料アプリで提供されていたものが有名になった途端に有料化する、またはこの一件のように、バージョンアップでいきなり広告が表示されるようになると、ユーザーから反感を買ってしまいがちです。

これは、iPhoneアプリというものが多くのユーザーにとって「サービス」としてではなく「ツール」として浸透している事を表しているように思えます。そのため、広告表示のある無料アプリよりも、有料アプリで売る方がよりユーザーに評価される。無料でごちゃごちゃしているものより、適正価格でスッキリ使えるものが好まれるのでしょう。

アプリは最初から適正価格で(希望)

iPhoneアプリの価格設定の傾向としては、最初まず高めに設定してリリース。期間をおいてライバルアプリが出現したら、そのアプリと競合して値下がりして適正価格に落ち着くといったパターンが多いようですが、ユーザー側からすれば、価格が変動し易いアプリには手を出しづらいものがありますので、作り手側の方には、最初から適正価格でリリースをしてもらいたいものです。

これはユーザー側にも言えることですが、パイオニア・先駆者へのリスペクトと配慮が欠けるのは良い状況とは言えません。

乗り換え案内アプリも万能ではない

(広告表示されるようになったものの)依然として、日常生活や旅行にともはやiPhoneには欠かせない「乗換案内」ですが、頻繁に使用していると、まれに全く意味のないショートカット乗り換えを案内したがる困った現象に遭遇します。

例えば、そのまま急行を乗り継げばいいだけなのに、途中の駅で各停に乗り換えて、より目的地向きの急行停車駅に行けと出る。しかし、結局その駅で急行が来るのを待つ事になるので、急行を乗り換えたときと同じ。逆に、乗り換えのゴタゴタで無駄に疲れてしまう・・・。という本末転倒な感じになる時があります。

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また、乗っている電車の到着時刻と乗り換える電車の発車時刻が同じ(乗り換え時間0分)だけど、同じホームなのでギリギリ乗り換え可能な場合にも対応していません。

これらは、日常的に利用している路線であれば気付きますが、始めて乗る路線だと気付きにくい部分です。これをある程度防止するには、複数の乗り換え案内アプリで検索して、その結果から比較した上で時刻表にも目しておきます。最終的には人間側が対応しなければいけません。

乗り換え案内アプリいろいろ

純粋な乗り換え案内アプリとしてはジョルダン、駅探、Yahooが3トップに君臨。この他には、ややニッチですが、地下鉄ダンジョン攻略に役立つアプリも欠かせません。

ジョルダン乗換案内 Plusの価格は一見すると「異常に高い」ように感じますが、とあるレビューで「携帯電話版サービスで月々300幾ら払うのを考えると、月々課金の出来ないiPhoneではこんなものでしょう。」とあったのを見て、納得しました。

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