「iOS 10.1.1」でバッテリー消費量が激増する問題、満充電から20分で電源切れた等

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Ios1011 build

「iOS 10.1.1」にアップデートすると、バッテリー消費量が激しくなったという報告が多くのユーザーから挙がっています。その中には、本体が異常に熱くなる、20分使っただけで電源が落ちた、バッテリー残量が30%を切った後いきなり1%にまで低下して電源が落ちたといった報告も。

これらの問題は、工場出荷状態に戻しても改善することはなく、ちょっと厄介なのだそう。

この原因について考えられるものが、2つあります。
1つはバッテリーの不具合。

Appleは、2015年9月〜10月にかけて製造された「iPhone 6s」を対象に、バッテリーの無償交換を開始していますし、「iPhone 5」でも同様のバッテリー無償交換が実施されており、バッテリーの不具合については最近のスマートフォンが抱える重要な問題の1つです。

ただ、今回の場合は、「iPhone 6」など複数の機種で報告が挙がっていることから、特定の機種のバッテリーが原因というわけでは無さそう。

もう1つ考えられているのが、「iOS 10.1.1」のバグ
バッテリー残量の読み取りが正確では無くなり、多く見積もられるようになったことで、実際にはバッテリー残量が少ないのに多く表示されてしまい、充電せずに使う事になるというものです。

あるユーザーからの報告では、充電してバッテリー残量が100%になったのでケーブルを抜いてアンロックすると、バッテリー残量が43%に減ったというものがあります。実際には43%しかないのに、何故か充電中は100%と表示されるようです。

この時、実際に充電されているのかそれとも100%になったと誤認識して充電を停止しているのかは不明ですが、もしそうだとすると、バッテリ消費量が激しくなるのではなくて、バッテリーが充電出来ていないだけということになります。

11月10日に、「iOS 10.1.1」のビルド番号がひっそりと14B100から14B150に変更されたというニュースがありましたが、この時修正点は明らかにされていませんでした。もしかしたら、Appleはこの不具合について何か認知していたのかもしれません。

特定のバッテリーと「iOS 10.1.1」の相性の問題の可能性もありますし、よく分かりませんが、とりあえず「iOS 10.1.1」にアップデートしていない方はこのバージョンをスルーして、12月にリリース予定の「iOS 10.2」を待った方が良さそうです。

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