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HOME > 和書 > 古事記 (上) 全訳注 講談社学術文庫 207

古事記 (上) 全訳注 講談社学術文庫 207

古事記 (上) 全訳注 講談社学術文庫 207
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古事記 (上) 全訳注 講談社学術文庫 207

ユーザーによるレビュー

難解でしたが面白い  (2007-06-07)

我が日本に大和朝廷が成立し、稗田阿礼が暗誦していた天皇の系
譜・古い伝承を太安万侶が編纂したものである。ただの昔話では
なく、神々が土のように我が国をこしらえたのか、伝説を語りな
がらも、比喩によって、部族の出自を示したりしている。日本書
紀と並び、重要な資料である事は間違いない。

 日本書紀と重複したり矛盾したりする内容があるので、注意す
る必要があるかと言えば、それほど神経質になる事はない。

 天照大御神の天の岩屋戸の話しや、稲葉の白兎の話しはこの上
巻にて記されている。

 やたらな数の神様が出てくるのですが、覚える必要はないと思
います。ただ、なんとなく上巻は流してしまってくださいね。結
構面白いものだとおもいます。

古事記への入り口としてはこれが最適か  (2006-12-26)

戦後、ましてオイルショック後世代の僕らにあっては
「天の岩戸」「ヤマタノオロチ」「因幡の白兎」等の説話を断片的に
知っているのみ、というのが大方のところである。

では真面目にこの「ふることぶみ」に触れてみようと思っても、
古語で編まれたその原文の表現や神々の名前はあまりに難解、
読めたとしても前提知識なしに正しく意味まで理解できるものではない。
当然注釈、願わくば現代語訳が欲しいと思うわけだが、この講談社学術文庫版の古事記は
その要請に応えてくれる一冊である。

1.原文は書き下し文に書き改め、
2.適宜章段に区切り、
3.章ごとに注釈をつけ
4.現代文の訳を付加する

といった編集方法となっているので、日本神話に対する前提知識がなくとも、ここから入って行ける。
現代語訳をただ読み飛ばすだけでも面白いが、注釈を丹念に追って行けば、
一見荒唐無稽に見える説話でも、その成立の背景が見えてくる。
民俗学の本などと併せて読むには持って来いの一冊で、
古事記に対する理解を深める入り口としては最適と言えるだろう。
この書を読む上で重要なことは、その説話の内容はもとより、
その成立の背景や、それらが大和朝廷により取捨選択され、
「古事記」として編纂されてきた理由なのだと思う。

上巻では、イザナギ・イザナミによる国生みから、いわゆる海幸山幸の説話までを収録。

神話の時代が活写されている  (2006-03-11)

古代史に関する文献を渉猟するうち、古事記を読んでみたいと思って読み始めた。本書は古事記上巻(神代)をあつかっており、神話の世界の日本の神々は実に人間味にあふれていたことがよくわかる。古事記入門書の好書である。

『古事記』 講談社学術文庫版 − 上巻  (2004-02-11)

講談社学術文庫の三巻本『古事記』である原文と全訳注のついた親切な編集で、本格的な古代史研究にも利用できるし、日本神話を語った文学ジャンルとしての古代文学の読み物としてもオススメである。原文をまとまった内容ごとに区切って書き下し文に全訳注を添えるといった構成である。『古事記』は『日本書紀』と比べるとシンプルなので手が出しやすいと思う。古文が苦手の方でもこの学術文庫版なら気楽に「古事記入門」が出来る。

国の成り立ちが分かる・・・?  (2003-09-05)

わけありませんが^^;。初めから仮名混じりで書かれている本なので、読みやすい本といえます。「罪と罰」なみに名前がいっぱい出てきますけど、全部憶える必要は無いので楽ですよ。訳も適切で、対称文としてみるにも良いです。訳者の方はお亡くなりになりましたが、分からないものは分からないと、はっきり書いている部分に信頼感があります。旧約聖書の「アダムとイブ」よりもより現実的な子作りの様子。これは男女の違いまでをも記した性教育?じゃないでしょうか。日本人の元祖は南方系モンゴル人とする説にも符合します。古文や漢文で躓いている人も大丈夫。です。

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