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日本書紀〈上〉 (講談社学術文庫)
おすすめ度:
ランキング:8582
価格:¥ 1,208
発売日:1988-06
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ユーザーによるレビュー
興味尽きない古のこと
(2007-06-15)
愛読書の一つ。原書で読んでも、本書は手放せない。ハンディで読みやすい現代語。ただ時々端より過ぎていることがある。肝心なことで結構汚いことや、奇態なことが、纏められて原文の語句をそのまま現代語に直していないところがある。次回改訳のときはぜひ、そういうところにも気を配って下さい。「日本書紀」は「古事記」に比べて人工的で、過去の雰囲気が伝わっていないことは宣長の時代からの有力な感想だが、僕はそうは思わなかった。為政者の脚色は或る程度仕方が無くそれは「古事記」も同じだ。むしろ、「あれ?なんでこんなことわざわざ書くのかな」と不思議に思うことが多く、著作者たちが、故意に後世に疑問を持たせ、隠蔽したことを気付かせるような「努力」とさえ言いたくなるような部分が随所にあって、わくわくする。そんな箇所は枚挙に暇が無いが、スサノオが異説によるとソオルに行って泥の船で帰ってくる所とか、いろいろある。それと崇神天皇以前は作り物とよく言われるが、案外に事実が詳細でにわかに作り物とは信じがたい物が多い。それとしばしば古代日本の支配層と朝鮮との同一性を主張する向きもあるが、初期の頃から明らかにグループが異なることがそれとなく分かり、後半になると「韓語で話した」と断っているように完全に異人種扱いである。深い関わりが隠蔽されているとしても、意外と思っているよりは距離があるのかもしれない。兎に角随所に興味尽きない箇所が多い。
通読できました
(2006-03-22)
原文で読むには、なかなかしんどい日本書紀を
通読するにはもってこいだと思います。
原文とつき合わせて読むことで、非常に便利に使えると思います。
原文が載っていません
(2005-09-06)
現代語訳のみでした。勿論、現代語訳のみでも日本書紀は面白いです。けれど、古事記の原文に挑戦した私は、日本書紀も原文を読んでみたかったです。注釈もありません。解説のような後書はありますけれど。そこを理解した上で購入することをお勧めします。
意外と知らない日本神話
(2004-07-04)
ヤマタノオロチ・八咫烏・海彦山彦・因幡の白兎等日本神話の題名は知っていても、ストーリーは殆ど知らなかったのですが、外国の友人に『何故自国の神話を知らないのか』と訊かれ、現代日本の教育のなかにほとんど組み込まれていない事に気づきました。
物語として純粋に面白いです、現代語に訳してあるので読み易く、古文だからチョットと言う方にもお薦めです。
古事記と日本書紀が、ほぼ同じ様な内容だと云う事も知りませんでしたが、同文庫の次田真幸著『古事記』と読み比べるのも面白いです。
全訳が嬉しい。
(2004-06-06)
『日本書紀』の全訳です。とにかく読みやすい。『古事記』を読んで興味はあるけど難しそう、長い、漢文を読むのは苦手…、という方にはホント、オススメです。また岩波文庫版など、本格的に『日本書紀』を読むときなんて、手元にあると大助かり。どう訳したらいいのか分からない時も、本書を開けばすぐ解決します。個人的には岩波文庫版を読みながら、難しい語句や難解な箇所にぶつかったら、まず岩波文庫の註や補注を参照しつつ、本書で訳を確かめるというやり方がオススメです。理解度アップ間違いなし。…やや、お金と時間のかかる読み方ですが。
