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神々の国の首都 (講談社学術文庫―小泉八雲名作選集)
おすすめ度:
ランキング:93500
価格:¥ 1,260
発売日:1990-11
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ユーザーによるレビュー
この本を持って松江・出雲へ行きましょう
(2008-11-02)
小泉八雲『神々の国の首都』を読了、この本を携えて「神在月」(残念ながら新暦です)の境港・出雲・松江に行って来た(2008.10.16)。
「八重垣神社」(p. 231)では明治時代にも縁結びの占いを「鏡の池」でしていたことがわかる。たしかに、池にイモリがいて、こちらに寄ってきた!
「日本の庭で」(p. 284)には小泉八雲の旧居にある庭のことが描かれている。
圧巻は「神々の国の首都」(p. 99)。本書を手に取ったのは松江の情景が音や匂いで描かれているということを知人に教えてもらったからであるが、以下の一節が目をひいた。
「人々は皆お日様、光の女君(めぎみ)であられる天照大神にご挨拶申し上げているのである。
『こんにちさま。日の神様、今日もご機嫌麗しくあられませ。世の中を美しくなさいますお光り千万(せんまん)有難う存じまする』
たとえ口に出さずとも数え切れない人々の心がそんな祈りの言葉をささげているのを私は疑わない」(p. 102-103)
小泉八雲がここまで日本人の心を読んだのかと感銘を受けた。本書は翻訳なので、原著にあたりたいと思っているが、すばらしい翻訳だと思う。(この美しい一節については、天照大神も喜んでいらっしゃることでしょう。)
俳優の佐野史郎さんのブログ(http://www.kisseido.co.jp/zakki/zakki0810.html)を読むと、小泉八雲の朗読イベントをされている。今後も出雲+小泉八雲ブームが全国で起こっていくことでしょう。
日本人なら
(2008-08-02)
ラフカディオ・ハーンが、日本・日本人を見て綴った一冊。
本当に、当時の日本をよく観察していると思います。私は、ジャワ島などに観光で行くと、神秘的で伝統を守っている人々の暮らしに感動を覚えますが、彼もまさにその境地だったのだと思います。日本人である我々が忘れてしまったジパングを取り戻すための一冊かもしれません。海外の友人に、君の国はどんな国?と聞かれたら、何て答えます?その回答になりそうなことが綴られています。ぜひ日本を知るためにもどうぞ!
評価を4にしたのは、普段、気さくな小説ばかり読んでる私からすると、多少、読みにくさを感じたためです。中身的にはバッチリです。
