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幕末日本探訪記―江戸と北京 (講談社学術文庫)
おすすめ度:
ランキング:179909
価格:¥ 1,208
発売日:1997-12
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ユーザーによるレビュー
面白かった
(2005-08-14)
自分もある意味プラントハンター(写真撮影のみ)かなと思いますが、植物に興味のある人には、他の外国人による日本論とは違った楽しみ方ができる。
桜田門外の変の数ヶ月後に来日し、滞在中に生麦事件が起きている。結構、外国人居留者としては危険が伴っていたのに、結構熱心に植物をコレクトしている。
植物学・博物学という学者肌のせいか、人柄のせいか、白人至上主義的な偏見は少ない。
多くの植物名と学名が登場しており、翻訳者の苦労がしのばれる。
なお、観葉植物への関心がそそがれ、木本の記述が多かったが、草本の紹介があるともっと楽しめたかもしれない。
興味深い1冊
(2005-03-12)
幕末期に外国人から見た日本観ということには大変関心がある。
古来より日本人が当然のこととして行ってきた行為の是非・評価
をする点には注目したい。本書は比較的親日的な著者によって
書かれているようだ。中国北京に関する話題があまりにも
シェア的に少ないのもなんとなく・・・・
また植物の記述がはやり多い。同時期のモースなどとも比較したくなる。
プラントハンターの目から見た幕末の日本
(2004-07-19)
著者の来日の主な目的が植物採集だったため、植物や植生、農業などに関する記述が多い。斑入り植物の豊富さなど、日本人にとってはありふれているものに驚嘆しているのが意外である。当時の日本の様子や国民性についても触れていて、花好きで進取の精神に富む一方、復讐心が強く酔っぱらいが多いとも書いている。日本人や中国人が西欧人よりも早くから行っていたことは素直に認め、混浴にも理解を示すなど、欧米至上主義には囚われていない。ただし、中国について書かれた部分は全体の1/4にも満たず、桜田門外の変や生麦事件などの歴史的事件に対しての記述はほとんどが引用である。
