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HOME > 和書 > 富の未来 上巻

富の未来 上巻

富の未来 上巻
Array/ 講談社
おすすめ度:
ランキング:7435
価格:¥ 1,995
発売日:2006-06-08
通常24時間以内に発送


こちらもオススメです。

  • 富の未来 下巻
  • アルビン・トフラー―「生産消費者」の時代 (NHK未来への提言)
  • フラット化する世界 [増補改訂版] (上)
  • フラット化する世界 [増補改訂版] (下)
  • ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる
富の未来 上巻

ユーザーによるレビュー

著者の知識量とネットワークに脱帽  (2008-03-01)

著者の知識量と情報を取得するためのネットワークに脱帽した。
ここまで広い見聞で世の中を見ている人は、少ないのではないだろうか。

著者の頭脳の片鱗(・・・と言っても、才能ではなく、努力の賜物であると思うが)
に触れるだけでも、自分の頭脳に衝撃を受けさせてくれる作品である。

ただ、ひとつ言いたいことは、
もしかしたら、著者の知識量はただの知識であって、
知恵に昇華されていないのかも知れない。

現在、インターネットで欲しい情報は簡単に手に入る。
それは知識になる。知識というものは経験を伴って始めて知恵になりうる。

本書のいたるところに出てくる、「5年間工場かどっかで働いた経験から・・・」
というのはあまり説得力がない。
よって☆4つ。

価値が激動する時代  (2007-12-14)

富(Wealth)のこれまでの変遷を通して将来を考えさせる本

上巻のメインは「生産消費者」という概念で色々な現象を
説明してゆく点が私には心に残った.
上巻だけでも400ページ近い書物だが,色々な現象を元に
わかりやすく構成されているので,わかりやすく納得感がある.
また,上巻だけでも30章!もあるので散漫な内容かと思って
いましたが,時間(第3部),空間(第4部),知識(第5部)と
主な富の要素を分析しながら,上巻のメインの生産消費者(第6部)
と大きな流れになっており,ほんとうにすばらしい内容と
思っている.

 その大きな流れの中で
「革命的な富は金銭だけではないのだ」という
上巻の一番最後の1文がこの本の特徴を強く感じました.

知識は新たに結びつき増大する  (2007-06-15)

恥ずかしながらトフラーを初めて読みました。
未来学に情報社会をモチーフにした書籍を数多く著わしてきた人物ということを
知っていましたが、本書もその系統です。

まず彼ら(トフラー夫婦)は「知識は情報の蓄積によって増大するけれども、
資源は使うとなくなる。それに石油などは使うと二酸化炭素を排出して
環境破壊する。しかし知識の集積は環境汚染はしないし、それが結びつくと
また新たに増大していく」と全面的にITを支持しています。

各章に様々な事例、用例を数多く取り上げていますが、内容はこれだけです。
2分冊にするほどの必要もないとは思いますが、最初は知的刺激を受けて
途中で読み飽きた感あります。

富とは、少なくとも二台目のフェラーリを持つことではなく、「非金銭経済」の価値を知ることだ  (2007-06-11)

 目次から、部、章のページにかけてのデザインが斬新。刀を右上から左下にかけて振り下ろし、力をこめて両手で絞り、止めた、そういうときの印象である。目次は、デザインが不慣れで読みにくい、と思ってしまう。1ページに、読みやすく各々に段をそろえて詰め込むものだ、と思って本書を開いたからだ。

 同じようなことがある。モノの値段というのは、需要と供給によって市場で決まるものだと、モノは競合性を持つものだと、そのように現実を見ていた人が多いのではなかろうか。そういう時代と制度の中で育ってしまったからだ。物事は、孵卵状態にいつまではない。あの頃は、情報化社会が第三の波と理解していたものだった。一重の無形資産、すなわち有形の核を中心に、無形の要素で覆われているもの(下p.100)を探っていたときに、無形の核を中心に無形の要素で覆われている二重の無形資産の登場と共にこの無形部分が際限もなく供給され続けると資本主義というのはどうなるのか、ということが心配にならないか、とトフラーは問う。

 富を築くための基礎的条件が何であるかは時と場合によって不明確だが、それらを形作っている「深部」の要因である三点セット、時間・空間・知識に視点を移して幻想を吹き飛ばせ(上p.66)。日本語訳トフラーの最新作は、上下巻で本文733ページにわたり、広く広く理論展開と補強が進む。

 1980年の『第三の波』(徳山二郎監修、日本放送出版協会)を読んだ、あるいはNHKであの番組を見たご同輩にトフラー夫妻の慧眼をもう一度、考えながら自己の成長があったのかもパラレルにお読みいただいてはいかが。

目次、部章節。索引なし。参考文献、脚注、詳細にあり。ひもあり。

生産消費者とは  (2007-03-21)

「フラット化する〜」を読んだ後、もう一冊くらい読みたくなり書店で積まれていた
本書を購入しました。

科学や労働、教育など多岐にわたる分野の展望について展開されており、
読んだそのときは「なるほど!!」と思うのですが、スケールが大きすぎたせいか
自分なりに咀嚼することができませんでした。

ただ一点記憶に残った言葉は「生産消費者」です。
生産消費とは、例えば好きでクッキーを焼いて配ったり、
年老いた両親を家族で世話することが挙げられています(他にもありますが)。
これら非金銭的経済活動がなければ、その活動にかかる費用は
莫大なものになると筆者は言います。

自分なりに考えると、例えばamazonのレビュアーやasku、価格.com等の書き込みから、
日々かなりのアドバイスをもらっています。
検索は自力ですが無償のコンサルです。
これらレビューや書き込みがされる理由は何でしょうか?
また無償で子供をしつけたり、フリーウェアを作成したり、
災害地域でボランティアをする理由は何でしょうか?
それには社会やコミュニティの持つ役割が大きく関わっていると思います。
文化とも言えるでしょう。

これら非金銭的経済活動のある社会の方が、無い社会よりも健全に感じられます。
その健全さの理由を探すにあたり、また社会と自分の関係を考えるにあたって、
「生産消費者」はひとつの良い視点を与えてくれます。

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