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HOME > 和書 > 甲賀忍法帖―山田風太郎忍法帖〈1〉 (講談社文庫)
甲賀忍法帖―山田風太郎忍法帖〈1〉 (講談社文庫)
おすすめ度:
ランキング:29229
価格:¥ 620
発売日:1998-12
通常2〜5週間以内に発送
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ユーザーによるレビュー
設定がなんとも絶妙で
(2008-05-15)
とにかく、設定がすごい。
身分制の厳しかった江戸時代、
お世継ぎ問題にからめられて、
因縁があるにもかかわらず、
争いを封印していたふたつの
忍の里が、戦いをはじめる……。
なんと強引で、
わくわくするはじまりだろう。
10対10の戦いも、
正面切った果し合いのようなものではなくて、
どれもハラハラドキドキの場面が
用意されている。
おもろい!
早く読んでおけばよかった。
本末転倒だけど、
相原コージの『ムジナ』を
なつかしく思い出しました。
本書、本ヴァージョンの特色とは。
(2007-08-31)
巻末、作家浅田次郎氏による解説「すばらしき非日常」、
日下三蔵氏による「忍法帖雑学講座(1)」、
そして、数度に渡って再刊行されてきた人気作ならではの歴代カバーイラストギャラリー(モノクロ)を収録していることだろう。
本シリーズのカバーイラストは天野喜孝氏。
寺田克也氏による角川文庫版、アニメ「バジリスク」のキャラクターを使用した講談社ノベルズ版、おのおのお好みで選ばれるが良い。
面白い!……が。
(2006-12-15)
文句なしに面白い。
奇妙にして精妙な忍法を持つ忍者たちの血で血を洗う殺し合い。それに引き裂かれる恋人。
騙し、騙され、殺し、殺される。
実に見事な作品だ。
しかし、私は難を二つ感じた。
一つ、単位が尺貫法とメートル法で混在している。これは、いわゆる時代小説として物語の雰囲気を壊すに足る要素ではないか。
二つ、平仮名を多用しすぎるきらいがある。表意文字である漢字を排し、表音文字である平仮名を多用しているため、多少なりとも読書をして漢字を読むことに慣れた読者にとっては読みにくいだろう。
無論、この二つは些細なことだ。物語としては文句なしに面白い。
風太郎忍法帖の原点
(2006-11-21)
忍法帖の第1弾で、最近ではこれを原作として漫画や映画が製作されてます。
忍法帖はいろいろなパターンがありますが、これは伊賀対甲賀、10人対10人のトーナメントタイプで、忍法帖で最もベーシックなタイプです。忍法帖を読んだことのない人は、ぜひこれを最初に読んでみてください。絶対はまって、他の作品も読みたくなります。
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」「BAKI」等、というか数え切れないぐらいいろんな作家が影響受けてると思います。
今読んでも全然色あせてない傑作です。
娯楽大作
(2006-09-02)
山田風太郎の娯楽作。まさに娯楽大作シリーズの幕開け。山田氏が以前書いていた推理物はかなり社会や人間を見越して風刺した内容だが、本シリーズは純粋な大衆娯楽小説となっている。個人的には本シリーズは暇つぶし程度の物でしかないが、文体が相変わらず天才的なので肩肘張らずに山田テイストを楽しもう。関係ないが、それよりも後書きで浅田次郎氏が愛着たっぷりに本作を語っているが、これが滅法笑える文章なので気になった人は後書きも読もう。
