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バフェットとソロス 勝利の投資学
おすすめ度:
ランキング:55701
価格:¥ 1,890
発売日:2005-09-29
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ユーザーによるレビュー
あやかりたいね、バフェットとソロス
(2008-09-28)
「投資の達人は利益ではなく、利益に必然的に結びつく尺度に注目する。それが投資基準だ」。「成功する投資家は誰でも投資を行った時には既にどうなれば利益や損が出るか知っている。そして達人は常に投資対象のその後の展開を自分の基準に照らして監視しているので、いつ手仕舞うべきかを知っている」。
バフェットとソロスは、投資の世界に関心のある方なら誰でも知っているビッグネームである。しかし、2人のタイプや投資手法は大きく異なる。今まで、その2人を個別に取り上げた著作は既にたくさんあった。しかし本書はその2人をあえて比較対照しながら分析することから、巨万の富を稼ぎ出す超一流の投資家に共通する特性と法則を導き出そうとする野心的な目的を持った著作である。そして、それはある程度成功しているように思う。
その結果、著者は「投資をやれば簡単に金持ちになれる、特別な訓練も修行も必要ないという神話」は間違いであることを断言する。結局、修行が必要であり、バフェットとソロスはそれを潜り抜けてきた人物であり、ちゃんと身に着けるべき習慣や共通する姿勢があるのだということをポイントに分けてわれわれに示している。
難解な本ではないものの、たとえばイチローと松井秀を比べてそこから何かを学ぼうとするなら野球の基礎知識が必要になるように、本書を理解して役立てるには一定レベルの株式投資の基礎知識を持っていることは大切であると考える。実際に何度か投資で痛い目に遭ったことのある方であれば、自らの体験と重ね合わせながら本書から引き出せる教訓がひとつか二つはあるのではないかと思う。
よくあるタイプの初心者本
(2008-03-29)
投資の本には二通りあります。2,000円以下で比較的リーズナブルな値段でやさしく書かれた初心者本と、それ以外の本です。この本は前者です。
そして、初心者本にも二通りあります。「投資は簡単ですよみんな凄い儲けてますよ。さあみなさんも投資をやりましょうよ!」と初心者を煽って相場に参加させるために書かれた本と、「投資は難しい・・・。投資をなめちゃいけない。セミナーや業者の言ってることは嘘ばっかりだ。でも、俺(著者)が全部教えてやるから安心しろよ」という本。この本は、後者です。
普通、巷に溢れている本は↑の例で行くと、前者と前者のタイプのものが多いんですが、ここ最近は前者と後者のタイプのものも増えてきています。もう、前者と前者のタイプの本では、ネットで情報が氾濫してる今となっては素人ちゃんらを釣れなくなってきてるんでしょうw
前者と後者のタイプの本では面白い特徴がいくつかあります。
・結構名前の知れた偉大な投資家の逸話なんかが出てくる
・偉大な投資家にダメ出しをしている(あたかもその投資家より著者のほうがランクの上のような感じを出すことに成功w)
・システムを売ってる業者や証券関係の人やお金を取ってセミナーを開いてる人たちにダメ出しをしている(著者自身も金とってセミナー開いて、本を販売してるのにww)
・読者をその気にさせる論理展開(誰でもビッグになれそうな期待をもたせることに成功w)
・その気にさせて、投資の難しさを語る
・でも意外に、投資で儲けることは単純でシンプルな方法があればいいんだと語る
・やたらと精神論を語る
・不動産で利益を上げてる友人、スポーツクラブで知り合った友人、凄腕の弁護士なんかが出てくるw(本業は順調なんだけど投資で失敗している人の例として挙げられるている場合がおおいw)
・たまに結構いいことが書かれてるw
・具体的方法はほとんど書かれていないw
・どっか別の本で読んだ内容のコピーが多いw(結構有名な本からのコピー。歌で言えばサビのような部分がコピーされてるw)
・やたらとテニスやらサッカーやらバスケやら自動車の運転やら、日常的な事柄での例えが多いw
この本は、なんたらローリングのゾー○とか魔術○シリーズ(おススメできない本ww)、日○のデイトレードからの抜粋が多いっすね。
投資についてあまりよく知らない人なら読んでもいいかもしれないけど、ある程度の知識がある人は読む必要はないと思う。なんたらローリングの高い本よりかはだいぶましな内容ではあるんですがw
スタンスの確認
(2007-09-05)
投資・投機の2大人物をメインに置きながら実力派人物の発言をちりばめながら、「継続的」に利益を上げている人物の共通点について述べている本。
投資と投機、両行為を容認しているのが印象的です。元々人には長所短所があり、トレーダー向きの人物に長期投資を押し付けるのではなく、リスクをコントロールするアイディアを提案しているのが印象的です。(その逆もしかり)
定期的に読み返し、自分の投資スタンスがどの程度、明確なのか点検・補強を行ってゆきたいです。
ps 本書を読んで、私は投資という方法に関心が持てない。本業・副業・趣味を磨きたいと思ったらそうした方が幸せだと思います。無理に投資にこだわる必要がないと気付かされます。
その上で頭では投資の必要性を感じているのならば投資信託というのも一つの選択かと。信託を選ぶ上で有効な指針になると思います。(本書の考え方そのものに有効性を感じると思いますが・・・)
面白い
(2006-12-23)
長い。だけど、めちゃめちゃ面白い上に読みやすい。
訳書は、一文が長くなる傾向があるんだけど、そういうのが少ない。
全ては、23の習慣に集約される。
金と時間を最も自分のものにするための考え方が書いてあると感じた。
本書とは、関係ないが、バフェットは2006年に3〜4兆円の寄付を行った。
最後には、人々の信頼をも自分のものにしてしまいました。
投資を甘く考えている人は読むべからず
(2006-12-17)
他のレビュアーの方の評価が非常に高いことから、ついつい手を伸ばしてみたのが、この本です。結果ですが、その期待は全く裏切れませんでした。星5つでも足りないくらいの良書と言えます。
ただし、気を付けなければならない点が一つあります。投資の初心者がこの本を読んでも決してその価値が分からないだろうと思われることです。(逆に言えば、この本の価値の分かる人は、投資においてはそれなりのベテランであると思います。)
実際に著者は、バフェットもソロスも、何十年の経験を積んだ上で、達人レベルにまで到達したことを強調しています。その反面、「負け犬」の定義の一つとして、「修行を積む必要があるのだと分かっていない」ことを挙げています。
考えてもみてほしいのですが、スポーツでも何でも、練習を開始した日からプロとして活躍する人などいるはずもないわけです。どんな分野であれ、それなりの修行の期間を経て、しかも、他の人の何倍、何十倍もの密度の修行を経て、プロと呼ばれる域に達するわけです。
投資を甘く考えている人には、この本を読むメリットは全くありません。
