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アクロイドを殺したのはだれか
おすすめ度:
ランキング:136775
価格:¥ 2,520
発売日:2001-09
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ユーザーによるレビュー
「真犯人」は他にいる!!
(2008-09-08)
(意外な犯人)パターンとして、広く知られている『アクロイド殺害事件』。
しかし本書において、「真犯人」は他にいたのだという衝撃の告発がなされます。
たしかに、著者による「真犯人」特定のロジックには一定の説得力があり、犯人の意外性も十分。
なにより従来、犯人とされてきた人物の不自然な行動に、妥当な理由付けを施すことができます。
しかし、著者の意図は、そうした《多重解決》の可能性を提示することにとどまりません。
探偵が事件を解明する行為と、読者が文学テクストを解釈する行為とを重ね合わせ、
解釈が無自覚的に帯びる暴力性までも浮き彫りにしていくのです。
楽しい評論
(2005-06-21)
『アクロイド殺害事件』を軸に、縦横無尽にミステリと精神分析論が繰り広げられる、と書くと小難しそうですが、これが読んでいて楽しいこと!
そして、この評論自体がひとつのミステリになっている。見事としか言いようがありません。
一通りクリスティー作品を読んだ人におススメ。
知的好奇心を満たす一冊
(2002-01-08)
筆者はもちろん原作者ではないという事情を差し引いても、筆者が指摘する「真犯人」は十分に納得でき、かつ興味深い。この議論に対して、原作者であるクリスティが存命していたらどう反論するのかみてみたかった。
ミステリーの味わい方
(2001-12-10)
まず気を付けていただきたいのはこの本、ネタバレオンパレードで、かなりクリスティー上級者向けです。『オリエント急行の殺人』、『ABC殺人事件』、『ハロウィーンパーティー』、『ねじれた家』……
それに目をつぶれば非常に知的かつユーモアにあふれた論考です。筆者の指摘する‘真犯人’も興味深く、読み終わった後きっと『アクロイド殺害事件』を再読したくなりますよ。
