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HOME > 和書 > ブランド帝国の素顔―LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン (日経ビジネス人文庫)

ブランド帝国の素顔―LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン (日経ビジネス人文庫)

ブランド帝国の素顔―LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン (日経ビジネス人文庫)
Array/ 日本経済新聞社
おすすめ度:
ランキング:119143
価格:¥ 680
発売日:2002-10
只今品切れ中

こちらもオススメです。

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ブランド帝国の素顔―LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン (日経ビジネス人文庫)

ユーザーによるレビュー

ブランドについての手引書  (2006-06-21)

ベルナール・アルノー率いるLVMHは、ディオール、ルイヴィトン、クリスチャンディオール、ケンゾー、セリーヌ、クリスチャンラクロア、ジバンシィら高級ブランドを抱える巨大コングロマリット。
ルイヴィトンの売り上げの4割は日本で、日本人のブランド志向は、ブランド品を貴族階級のものとしてあまり関心を寄せない欧米の庶民から見て異常に見えている。
90年代に有能なアメリカ、日本、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどのデザイナーを起用するとともに積極的にM&Aを展開し(M&Aの展開はライブドアvsフジテレビ、村上ファンドvs阪神電鉄を先取りしている感がある)、伝統的で優秀な手作りの製品作り(例えばルイヴィトンはヴィージョニー皇后時代の伝統を受け継ぐ少数のマルティエたちによって手作りされている)とで高級ファッション品市場を席巻している。
著者の髭の長沢伸也は現在早稲田にいるがスマートな物腰と鋭い論理を用いて立命館時代にこれを書いた。
リーダーの後継者問題だけでなく、絶えず魅力的新製品を送り続けて行くことが出来るかどうかが、このブランド帝国の将来にかかっているといえよう。

歴史を知るにはいいけれど  (2005-03-15)

LVMHの歴史を多くのバックデータを元に整理してあるので、同社の歴史に関して知りたい、覚えて蘊蓄を傾けたい、という人にはお薦めできる本です。一方、コングロマリット化を図ることによる経営メリット等に関する考察はとっても表層的(というか当たり前の内容)なので、ラグジュアリーブランドのマネジメントに関して示唆を得たい、と思っている人には得るところがほとんどないでしょう。私は後者だったので、とても物足りなかったです。

大ブランド帝国をビジネスとして分析  (2004-07-13)

あまりブランドに詳しくない日本人でもLVMH傘下のブランドのふたつやみっつは知っていることと思います。もともとヨーロッパ・ブランドというのは個人の卓越したセンスや技能あるいは伝統が評価されたものだと理解しますが、そんな業界にあってベルナール・アルノーがまたたく間に打ち立てた著名ブランドの集合体はそれぞれが持つ絶妙なブランドの個性のバランスの上に成り立っています。

本書は時間を追って、ビジネス戦略としてわかりやすく説明してあり、ブランド・ビジネスの入門書、参考書とも言えます。

個人的な希望を言わせてもらうと、アルノーの人間くさい側面や各ブランド持つの香り、感性といったものを筆者の独断と偏見でも良いので触れてもらえればさらに魅力的な著書になったと思います。

付録のブランド・人物名鑑は役に立ちます。

踊らされないために  (2004-04-20)

ブランド自体を否定する気は毛頭ない。
例えばヴィトンのバッグは確かにものがいい。
持ちがちがう。
メルセデスはデザインが変わらないから古い型に堂々と乗っていられる。
国産車をモデルチェンジのたびに買い換えることを思うと経済的ですらある。
リーガルのローファーやウイングチップの丈夫なこと。

それまで2ヶ月くらいで靴をだめにしていたぼくが3年はいてもまだはける(ただし外見上はよれがきているけれど)

ブランドとなっているものにはやはりそれなりの理由がある。

ただし ブランドも商売。
旅行カバンが得意なメーカーが作った服がいいものとは限らない。
靴で評判を取った会社のキーホルダーに果たして高価な金を出すほどの値打があるか。

ブランドの提供する商品をそのまま無節操に受け入れるということは
ある意味ブランドに対する冒涜ですらあると思う。

またブランドも組織。
しかも旬の組織。
したがって人の入れ替わりは激しい。
昨日まであるブランドのデザイナーだった人間が
きょうはライヴァルブランドのチーフだったりする。

そうしたことを知らないで

ブランドのよしあしやデザインについて議論するような愚かな者にはなりたくない。

この本はそういう意味ではブランド入門としてもってこい。

ポリシーのある着こなし
自分なりの主張あるファッション

言いなりでない個性はこういうところから芽生える。

戦国時代なみの仁義なき戦いに興奮!  (2003-11-29)

日本人ほどブランドを盲信する国民は少ないと言われる。なかでも突出した人気を誇るのがルイ・ヴィトン。この人気ナンバーワンのブランドが、巨大複合ブランド帝国の長にあり、傘下にはディオール、ケンゾー、ゲランなどを従えていることを知る者は少ない。本書では、ルイ・ヴィトンの歴史を辿り、ファッションの華やかなブランドビジネスを考察している。

ルイ・ヴィトンは、1987年、アルコール中心の高級ブランド“モエ・ヘネシー”と合併。LVMHが誕生した。辣腕経営者ベルナール・アルノー会長のもと、高級ブランドを次々と買収。この過程は国取り物語を読むような面白さだ。圧巻は、最大のライバル、グッチ買収の攻防戦。LVMHはグッチ株を買占め役員ポストを要求したが、グッチは新株を発行しこれに応戦。両者一歩も譲らない泥仕合が展開された。さてその結果は? 

ブランド好きのお姉ちゃんに興味はなかろうが、血沸き肉踊るドラマを求める
人には強くオススメしたい一冊だ。

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