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HOME > 和書 > 「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)

「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)

「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)
Array/ PHP研究所
おすすめ度:
ランキング:3146
価格:¥ 500
発売日:1998-12
通常24時間以内に発送


商品の説明

?「相対論を楽しむ本」というタイトルは本書の内容を言い当てて妙である。相対性理論とは1人の物理学者の日常的な現象についての素朴で純粋な問題意識と単純な思考の積み上げによるものである。相対性理論は難解であり「道具」を知らない人は近づくことができないと思われているがそれは必ずしも正しくない。特殊相対性理論についての基本的な考え方は素朴かつ単純で、誰にでも近づくことを許している。

???本書を通じて感じられるのは著者の相対論への愛である。まるで嬉々として自分の恋人について語るように、独創的なたとえを交えながらかんで含めるように、しかし、できうる限り妥協なしに解説している。コンパクトな本ではあるが内容は豊富で、アインシュタインの生い立ちから、特殊・一般相対性理論の解説、さらに相対論の宇宙論への応用と最新宇宙論の解説にも2章を割いている。著者の相対論への愛に満ちた本書は読んでいて楽しく、まさに「相対論を楽しむ」ことができる。(別役 匝)

こちらもオススメです。

  • 「量子論」を楽しむ本―ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! (PHP文庫)
  • 宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった (PHP文庫)
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「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)

ユーザーによるレビュー

簡単だけど、すごい。  (2008-02-02)

やたらとレビューがベタほめだから読んでみたら、
こりゃあ、確かに良い本です。

原理を薄めず、簡単に書く。
だからといって、必要以上になれなれしい文でもない。
たまに出る主張も控えめで好感が持てます。

監修者の佐藤氏は宇宙論の権威なんですね。
学者としての自信と謙虚さ、
それに「視野の広さ」みたいなものがないと、
こういう書き方は出来ないと思います。

たとえ方がユニーク  (2007-11-30)

三十数年ぶりに相対性理論の本を読みましたが、とても易しく解説されていて一気に読めてしまいました。
小学生時代に読んでいた相対性理論の本がこれだったら、自分は物理学者になっていたかも?と思うほどですね。

知識としての相対性理論  (2007-11-29)

相対性理論についての概要本です。
その原理を概念レベルで説明してくれています。そのため、数式に
よる証明や細かな部分は省いています。そこが気になる、もっと知
りたいという方はこれを読んだ後により詳細に述べている本を購入
すればよいでしょう。とりあえずの入門書といった形になっています。

限定的条件下における“特殊”相対性理論、その一般化である“一般”
相対性理論の2つがあるそうですが、本書は「特殊」の説明が中心に
なります。どうやら「一般」のほうは数学的・物理的基礎知識がない
と、理解が難しいようです(アインシュタインが「特殊」発表後10年
間かけて完成させたのが「一般」だそうです)。「一般」については、
(細かな証明や原理よりも)結論としてどういうことが導き出された
のかということを説明してくれています。

パッパと読めるぐらいわかりやすかったです。私の場合は、数箇所読
み返して「これがこうで」とつながりを確認することもありました。
「時間」と「空間」、「質量」や「エネルギー」。別々に存在してい
ると思えるこれらが実は関連しているというのは非常に興味深かったです。

物理を履修していなくても理解できる  (2007-10-02)

高校では生物と化学しか習っていないので「途中で終わるかな」と思いながらも最後まで読むことができました

本文の記述の通りで、本書は「数式を極力使わずに分かりやすく」がモットーです
最初のうちはすんなり進みますが4章以降は内容が高度になります。何度も反復しながら読みました

私たちが日常生活している時は変化を目で確認することはできませんが
動いているものには様々な事が起こっています。それは長さだったり、重さだったり、時間であったり
こんなことを計算式に表せる人がいるなんて…いやはや感服致しました

相対性理論の他に少しですが、ビッグバンなどの宇宙論についても書かれています

本書は物理の初級者向けの本ですので
物理を専攻している方・深く知りたい方には物足りない内容かもしれません

もう一つの革命を起こした量子論と、上に書いた宇宙論も読んでみたくなりました

美しく革新的な理論の概要  (2007-03-30)

 相対性理論は量子力学と並んで、20世紀における物理学の二大革命とされている。アルバート・アインシュタイン(1879〜1955)は、1905年光量子論と特殊相対性理論を、1915〜16年一般相対性理論を発表し、この二大革命の基礎を築いた。相対性理論は、光速の絶対的一定性を第一前提とする理論であり、等速直線運動を行う観測者のみに適用可能な特殊相対性理論と、加速度運動を行う観測者にも使える一般相対性理論とに区分される。前者は、時間にも空間にも、誰からも同じに見える唯一絶対の尺度はなく、光速に近いレベルで動いているものの時間は遅れ、長さは縮み、質量が大きくなることを、したがって時間と空間と質量は相互に影響しあって変化することを、数式によって論証し、また質量とエネルギーとの同一性の指摘によって、原子力エネルギーを理論的に基礎付けた。他方後者は、重力と加速度の等価性に基づき、物質の存在が時空の歪み方を決めることを解明し、物質と時空を統一的に扱うことを可能にした理論であり、加速度や重力による一方的な時間の遅れや、視線の屈曲を論証し、ブラックホールの解明やビッグバン理論にも貢献した(最新の宇宙生成論については247頁参照)。以上のような事実は、我々の常識を超えているし、イメージもわきにくいが、一応実証されている。本書は、宇宙論におけるインフレーション理論の提唱者が監修した、1998年刊行の本であり、以上のような難解な内容を初心者向けに解説した入門書である。したがって本書の叙述は比較的平易であり、論理さえ追えれば、高校物理の知識の無い私にも一応理解できる内容である(ただし、特に高度な数学を駆使する一般相対性理論については、流れや感覚を大まかにつかむことに主眼が置かれている)。相対性理論の革新性と「美しさ」、世界の奥深さが堪能できる本。

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