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HOME > 和書 > 日本海軍、錨揚ゲ! (PHP文庫)

日本海軍、錨揚ゲ! (PHP文庫)

日本海軍、錨揚ゲ! (PHP文庫)
Array/ PHP研究所
おすすめ度:
ランキング:43793
価格:¥ 480
発売日:2005-08-02
通常24時間以内に発送


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日本海軍、錨揚ゲ! (PHP文庫)

ユーザーによるレビュー

帝国海軍を客観的に考証する、快著。  (2006-11-13)

 帝国海軍がいかに戦い、如何に滅んでいったのか、阿川氏、半藤氏の軽妙なやり取りの中にほのぼのと
漂っているものは、寂寞か、諦念か。
 かなりの無念さも入っているようだ。
 大体、対談というものは読んでいて面白い物ではないが、この対談は数少ない成功例の一つと言えるだろう。
 錚々たる提督たちを一介の士官だった阿川氏と当時中学生だった半藤氏があるいは賞賛し、あるいは
切って捨てる。
 その月旦が明快だ。
 既に鬼籍に入っていらっしゃる皆さまに現実に会っておられるお二人の人物評は今となっては大変貴重だ。
 いわゆる大本営発表のイイカゲンさについても、半藤氏は実際に「大本営発表では、駆逐艦は33隻喪失、
実際は131隻喪失、‥」「一方、アメリカの空母は97隻撃沈、実際は10隻‥」などと数値を挙げて
述べておられる。
 ウン、こりゃ確かに負けるヮ、と私も思う‥。
 情緒的な話に終始していないところがいい。
 後の方に載っている、戦後すぐの11月の帝国議会での最後の陸軍大臣・下村定大将の発言がまたいい。
「軍の指導者が間違っておりました。‥陸軍は解体いたします。過去の罪責について、私どもは事実を
もって償うことはできません。‥誠に残念でありますが、‥どうか、従来からの国民各位のご同情に
訴えまして‥国を想い、身を挺して戦った純忠なる軍人の功績を抹殺し去らないこと、ことに幾多
戦没の英霊にたいしまして、深きご同情を賜らんことを、この際、切にお願いいたします。」
 満場がシーンとなり、次に大拍手が起こった、と書いている。
 私も拍手したい。

爆笑必至!海軍こぼれ話の数々  (2006-08-01)

阿川氏と半藤氏という昭和史コンビによる、抱腹絶倒海軍噺といった感じの一冊です。
アクの強い海軍将校たちの横顔、戦後もなお痛快な駆逐艦長たち、阿川氏が実際に出された入隊試験の珍問題など、海軍のユーモラスな一面も垣間見えます。
勿論、両氏のざっくばらんな対談からは、敗戦の教訓や歴史の真実を残す難しさなど、切実な課題もにじみ出ています。
気軽に読めて、読んだあとはもっと海軍の事を知りたくなりました。

個人的には駆逐艦「雪風」の台湾でのエピソードに触れていた事が、ポイント高しです。

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