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HOME > ソフトウェア > Fate/Zero Vol.4 -煉獄の炎- (書籍)

Fate/Zero Vol.4 -煉獄の炎- (書籍)

Fate/Zero Vol.4 -煉獄の炎- (書籍)
Array/ TYPE MOON
おすすめ度:
ランキング:94
価格:¥ 1,400
発売日:2007-12-29
通常24時間以内に発送


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Fate/Zero Vol.4 -煉獄の炎- (書籍)

ユーザーによるレビュー

完全に満たされた、といえば嘘になる  (2008-08-08)

個別に展開していた各局面が収束し、一気に終局を迎える最終巻。
抑え気味の筆致、張り詰めながら、滑り落ちるようなスピード感をもって進行、最終局面においてパッと弾け、各々の関係において、象徴的な結末を迎える。いかにもFate的な表現方法の数々、水準の高さ(特に模倣的な意味で)はビシビシ伝わってくるのだが、

前三巻ほどには話に没入できなかった、というのが正直なところか。
いまいちパッとしない戦闘シーンの展開と描写のセンス(二巻での切嗣‐ケイネス戦のようなキレが無い)、やけに投げやり&ヘタレな「この世すべての悪」とその表現、微妙に軽い、決戦・決着場面における精神の純化現象(少し唐突感が。事前の展開量不足か)、といったあたりに、自分としては引っかかるものがあった。もう一冊、少なくとももう半冊分の紙数で、無理なく煮つめて欲しかったかな、とも思う。
一見剛毅な英雄肌であるライダーが、自らの卑小さを深く自覚し、「手に届かぬもの」を渇望し追い求める、夢想家、という人間性の象徴であり、ベルベットとベクトルを共有する存在であるというところは、グッときた。原作とは違う角度から、「Fate」という作品の輪郭を鮮明にする、優れたエピソードだと思う。
切嗣の、どうしようもない矛盾の先にある、必然を思わせる諦観、しかしどこか救われている最後。切嗣とはまた異なる、しなやかで粘っこい人間性を秘めた後継者の出現、満を持しての「悪病」の引継ぎ(笑)、というラストシーンにおける主題の流れも、とても綺麗だと思う。そのまま、原作のHeaven's Feelルートに飛びたくなった。
巻末の虚淵氏と奈須氏のコメントから、二次創作としては異様に腰の入ったこの作品の、成立背景が窺い知れます。

ぶっちゃけさほど期待せずに購入した作品でしたが、いい意味で大きく裏切られました。総評としては文句なしの秀作だと思う。虚淵氏の、深い感性、強固な認識力、さらにそれによって捕まえたものを、可能な限り明瞭な言葉で語り切る優れた立場、またこれほど重厚かつ多様な二次展開を可能としてしまう、Fateという作品の世界観設定の骨組みの太さ等に感じ入りつつ、快適に読み進めることが出来た。特に原作ゲームの第二、第三ルートあたりを深く楽しめた方なら、ほとんどハズレなく楽しめるのではないかと。

ついに完結  (2008-07-12)

切嗣の過去、『より多くの命を優先すべきだ』という脅迫観念に突き動かされるまでに至る経緯。セイバー(騎士王アーサー王)とバーサーカーの過去の複雑な関係。ライダー(征服王イスカンダル)の夢と過去。聖杯の意志と切嗣の歪んだ信念の対峙。そして、stay nightへのつなぎ目が明かされます。とことん悲しく、虚しく、凄惨な展開ですがどうぞ最後までZero(stay nightの始まりまで)をお読みください。

この運命《Fate》に、タイガー道場は存在しない。  (2008-06-27)

Fate/ZeroはBAD ENDだ。
登場人物全員が何かを失う形になって幕を下ろす。

しかし、読み終わってみて、この物語がTRUE ENDに思えるのは何故だろうか。

この物語はFate/stay nightの十年前の物語であり、十年後に確かな希望が残ることは確約されていることが前提となって話が進むからか。
それもあるだろう。確かにそれは正しい「TRUE」といえるだろう。
けれどそれだけではない。
虚淵玄氏の文章が上手いのだ。
「巧い」といってもいいだろう。物語の魅せ方を心得ているし、読者を物語に引きずり込む力がある。小手先のものではなく、この文章力は自然と会話ばかりが目立ってしまうノベルゲームのシナリオライターの次元を超えていると思う。
これはFateをやった人ならまず間違いなく楽しめる作品だ。これは断言できる。
「stay night」あっての「Zero」だが、「Zero」は、「Zero」がなくては「stay night」が成り立たなくなってしまうところにまで登り上がった。
私的に「Zero」のほうが読み終わったときの達成感や満足感は「stay night」よりも上だと思っている。
文体を奈須に似せるという難しいことをやっておきながら、Fateの持っているスピード感も、臨場感も、白熱する感情の爆発も、見事に書ききっている。

「人の土俵で、これだけの相撲が取ってしまえるというのは、ただ事ではない。」

三巻の解説を書いた田中ロミオ氏のいうとおりだ。
これは文句無しにおもしろい。
極限のBAD ENDがここにある。

高い!  (2008-06-14)

自分はニトロプラスダイレクトという、元々Fate/Zeroの通販を取り扱っていたサイトですが、そこで一冊1500円ほどで購入しました。しかも、4冊買ったらブックスタンドみたいなのも付いてきました。あれは、初回だけだったのかはわかりませんが、アマゾンは少し高い気がします。
内容は多少言葉が難しいですが、Fate/stay nightの世界が好きな人なら楽しめると思います。Zeroはセイバーや切継の物語ではなく、綺礼の物語です。読み終わった後、レアルタの桜ルートで彼の生き様に酔いしれてみてはいかがです?

Fate信者なら高評価。  (2008-05-14)

全巻を読み終えての評価。
自分は全く小説は読まない方なのですが舞台が『Fate/stay night』の前の話という事で全巻セットで購入しましたが...傑作です!!、読み易いし『Fate/stay night』に繋がる伏線が散りばめられていて、もう一度ゲームをプレイしたくなります。『Fate/stay night』をプレイした方なら読む事をオススメします。個人的に気になったのは4巻で≪あちゃ〜〜≫と思わずにいられない場面が...、宿命の対決『衛宮切嗣VS言峰綺礼』なのですが『衛宮切嗣』のアレは『界○拳』ですか?、頭の中で≪『孫○空』かよ!!≫とツッコミを入れてしまいました(苦笑)

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