Adobe PhotoshopがiPhoneでも使えるようになりました。
随分前にiPad向けにリリースされたものが、今回のアップデートでiPhoneでも使えるようになった形です。少し使ってみたところ、リリース当初のiPad向けPhotoshopとは完全に別モノになっていて、生成AIを使って色々できるようになっていました。
Android向けにも後日リリースされる予定です。
無料でどれだけ使えるのか、ちょっと試してみましょう。
最初はカメラロールにある写真を編集しようと思いましたが、適当な写真が見当たらなかったので生成することにしました。
プロンプトは日本語でも使えました。
しかも、かなりざっくりとした内容でそれなりのクオリティに!
リアルさは、XのGrokを使った画像生成に似ているけど、こっちのほうが上かな。
背景や被写体の検出は「領域を選択」からAIで自動でやれます。
これが無料でできるのはポイントが高いですね。
次に、この機能を使って背景を変更してみます。
領域を選択で背景を検出して「生成塗りつぶし」に進みます。
画像生成と同じ要領で、プロンプトを使って背景を生成できる機能です。
ペンギンがいそうな場所に変更できました。
しかもリアル、あまり違和感無いですね。
驚くべきは、ここまで無料でできたこと。
ファイルの書き出しは、PNG形式ならウォーターマーク無しで書き出すことができました。
これはすごいかも。
領域の選択や生成AIは無料でも使えますが、レタッチは有料プランじゃないと使えないので、それなりに画像編集をするには無料のままでは使えないというのはこれまで通りです。またAI生成の機能も実際には無料ではなく有料プランでした。なんだそりゃ。。。

世の中そんなに甘くなかった。。。
という感じのツールでした。Adobeの生成AI機能を使用して作成された画像は、ユーザーが著作権を持ち商用利用できるとあります。AIツールによくあるウォーターマークも無いので、ガイドラインに沿って画像生成ツールとして上手く使っていくといいかも。