重要なデータを数分でiPodに格納できるアプリケーションを製作した人が、ポッドスラーピングの対策を企業各社に講じるよう呼びかけているようです。
ポッドスラーピングとは、iPodで動作するアプリで企業ネットワークを検索して、重要なデータの可能性が高いファイルをスキャンして、2分間に約100MBのデータをiPodにダウンロードできるというソフトを使って機密データを盗む手口。
ミソなのは、一見したところでは自分の席に座ってiPodで音楽を聴いているようにしか見えないということで、USBに繋ぐだけで動作する事から、これからこういった行為が横行する可能性が高い。作者曰く、「企業に問題提起するための威嚇戦術」とか。
Winnyで重要機密データをばらまいている日本の企業では、対策できるかどうか。
[ via CNET J ]