Appleが、「Java for Mac OS X 10.6 アップデート3」を最後にJavaのサポートを終了し、将来のMac OS Xからは、Java自体を削除する可能性があることをほのめかしているようです。Mac OS XからJavaを排除する理由としては、ジョブズの「ネイティブアプリを好む」という志向が根幹を占めていると見られています。
後からユーザー側でJavaをインストールすれば良いとはいえ、多くのユーザーは面倒に感じて他のアプリへ乗り換え、Javaアプリ制作者の中にはモチベーションを失って開発終了する者も出てくるかもしれません。
先日、次期バージョンのMac OS X 10.7 Lionには、「Mac AppStore」なる新機能が搭載されることが発表されました。これはその名の通り、Mac版のAppStoreとなります。このJava排除の動きと併せて見ると、「Mac用アプリは全てMac AppStoreで取り扱いたい!」という意図が見え隠れしますが、やや反感を買いやすい強行的なやり方かもしれません。
[ ZDNet Japan ]