猟師ネタの本って、かなり面白いかもしれないぞと気付かせてくれたのが、この「山賊ダイアリー」という漫画。
地元の岡山県にUターンして狩猟免許を取得して、ハンター兼漫画家として生活されている著者の新米ハンター絵日記で、田舎でのスローライフに憧れる人の理想像とは真逆を行く様な、ストイックな狩猟生活が淡々と描かれています。
空気銃を背負ってスーパーカブに乗って山に入り、罠を仕掛け、時には空気銃で獲物を仕留め、家に持ち帰って調理して食べる。シーズンオフには、魚やスッポン釣りをする。
そんな内容に、猟師の日常のエピソードが上手に盛り込まれているので、読んでいると、狩猟免許の仕組み、獲物の捕り方や裁き方、調理方法からその肉の味など、普段知る事のできない知識が増えていきます。
知識が増えたところでハンターになるわけでは無いのですが、なんとなーく得した気分になったりして、久々に読んでいて楽しい漫画に出会えました。
- Kindle 山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記
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