国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)のプレスリリースによると、2017年9月6日(水)に通常の1,000倍となる太陽フレア現象が発生。地球方向へコロナガスが噴出されたことで、日本時間9月8日(金)の15時〜24時頃にかけて、磁気エネルギーが地球に到来します。この影響で、電子機器などに異常が発生する可能性があるということです。
具体的な影響などは以下の通り。
- 影響地球周辺の宇宙環境や電離圏、地磁気を乱れさせる可能性がある。
- 影響9月6日(金)の15時〜今後1週間ほど地球に影響を与える可能性がある。
- 注意点通信衛星、放送衛星などの人工衛星の障害。
- 注意点GPSの誤差の増大。
- 注意点短波通信障害。
- 注意点送電線への影響。
電磁パルス攻撃のように、電子機器が故障したり保存したデータが消えることは無さそうです。
ただ、人体への影響(精神が不安定になったり、体調に何らかの変化が起こるかもしれない)も指摘されているので、ちょっと意識しておくほうがいいかもしれません。
一部には、自然災害にも懸念すべきだという、ややオカルティックなことを言う人もいるようですが、同じクラスの太陽フレアが発生したという2006年12月5日前後の災害の記録(日本のみ)を調べた所、12月〜3月にかけて大雪が降った「平成18年豪雪」があっただけで、目立った地震は発生していませんでした。
- Source NICT-情報通信研究機構
- Source 朝日新聞デジタル