MVNO(格安SIM)の「FREETEL SIM」が、ネットワークに支障が出る行為を行っている一部ユーザーに対して、警告を行った上で利用の停止、さらには法的措置までとることを発表しています。
ユーザーに法的措置とはあまり穏やかではありませんが、一体、何があったのでしょうか?
FREETELのプレスリリースは以下の通り。
ごく一部のユーザーが当社ネットワークに支障が出る恐れのある利用を行っており、それによって一部のサイトからのダウンロードがこの10日間、また特に昨日の夕方から非常に遅くなっております。
当社としましては、お客様皆様のご利用にとって、大きな支障となっている当該ユーザーについては、警告及び利用の停止、並びに法的措置をとってまいります。
詳細は不明ながら、どうやらiPhone専用のSIMカード「FREETEL SIM for iPhone/iPad」を使って、AppStoreからアプリをダウンロードしまくった事が原因だろうと推測されています。
このSIMカードは、“AppStoreからのダウンロードはパケット料金が無料になる” “AppStoreからのダウンロードには速度制限がかからない”という特長があることから、AppStoreからアプリやゲームをダウンロードして、依頼を受けたアプリやゲームのランキングを上げる不正工作を行う業者が利用していた可能性が高いと考えられています。
FREETELが法的措置をとるという辺りからも、個人ではなく業者による不正利用が何となく伺えますね。
また、FREETELは、3/9から新しく、LINE / WhatsApp / WeChat の通信量が無料になるというメッセンジャーアプリ データ通信料0円サービスを開始していますが、これも出会い系業者などに集られる可能性が非常に高いと予想されます。
- Source freetel
- Via RBB TODAY