iPhone 3GSが発表
新型のiPhoneとして「iPhone 3GS」が発表されました。
新機能として、デジタルコンパス、オートフォーカス300万画素カメラ、動画撮影・編集・投稿機能(640x480 まで)、音声コントロール機能、高速通信HSDPAへの対応など、噂されていた機能が殆ど詰め込まれています。見た目はiPhone 3Gと全く同じで外形寸法も同じで、リーク写真にあったラバー素材や、噂にあった光る林檎ロゴというものは見当たりません。
バッテリーは、音楽再生30時間(3Gは24時間)、WiFiインターネット通信9時間(3Gは6時間)と若干保ちがアップしています。
米国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、英国などでは6月19日から発売開始、日本では少し遅れて6月26日の午前8時から発売開始となります。本体価格は、海外携帯キャリアのAT&Tのものを参考にすると、16GBモデルが399ドル(補助金-200ドルで実質199ドル)、32GBモデルが499ドル(補助金-200ドルで実質299ドル)となります。
iPhone 3Gと3GSの大きな違いは、動画撮影機能とデジタルコンパスの有無。
ガワの変更が無かったので、既存の3G用保護ケースなどは流用が利きます。個人的な印象としては、Macのマイナーアップデートに近いものを感じました。
[ アップル - iPhone - iPhone 3G S 新機能のすべて ]
iPhone OS 3.0は6/17から
日本のユーザーはまずこちらでしょう。
配信開始は6/17から。iPhone 3Gは無料で、iPod touchは有料(9.95ドル)でアップデートすることができます。iPhone 3.0では、これまで悲願だったコピペ機能やBluetoothのヘッドホンへの対応など、スマートフォンとしての弱点を克服しつつ多くの新機能が追加されます。
- アプリ間で画像・テキストのカット、コピペ機能
- メール、SMS、メモ、Safariで横向きキーボード
- Safariでユーザー名やパスワードの自動入力機能
- iPhoneをモデム代わりに使える(キャリアの問題で、米国と一部の国のみの提供。)
- Spotlight検索(本体の全てを検索)
- Bluetooth対応のヘッドフォンなどが使える
- ボイスメモ機能
- カレンダーがCalDAV形式をサポート
- メモがPCと同期
- 複数のiTunesアカウントを設定可能に
- YouTube.appでログインしてアカウントを操作できる