Microsoftのクラウドストレージ「SkyDrive」に対応するiPhoneとWindows Phone向けアプリが、公式にリリースされました。MicrosoftがWindows Phoneと競合するiPhoneアプリをリリースしてきたことで、逆に注目が集まっています。
SkyDriveは、無料で25GBという大容量ストレージが利用でき、その中の5GB分を同期ストレージとして使用することもできるクラウドストレージサービス。使い勝手こそDropboxには及ばないものの、大容量ストレージで勝負しています。
同じく大容量ストレージで売り出し中のSugarSyncやNドライブよりは安定している印象ですが、アップロードできるファイルは1ファイル100MBまでという制限があるので、この辺りはトレードオフといったところでしょうか。逆に、その厳正なファイルサイズ制限が功を奏してか、ファイルの表示・転送はスムーズに行われます。
SkyDriveを使う(ブラウザー)
Windows Live IDでSkyDriveにログインすればすぐに使用可能。
ファイルのアップロードは、ドラッグ&ドロップで行います。
SkyDriveを使う(Windows)
Windowsには、エクスプローラーにSkydriveを仮想ドライブとして統合できるソフト「SDExplorer」があるので、ファイルの取り扱いをより便利に行うことができます。
SkyDriveでファイルを同期する(Win / Mac)
SkyDriveは、ストレージ容量の25GBのうち5GBを同期用に割り当てることが出来ます。
同期には専用ソフトの「Windows Live Mesh」を用います。このソフトは、Windows版だけでなくMac版(英語のみ)も用意されていますが、なぜかWindows XPには非対応となっておりインストールが行えないので注意。
同期用のフォルダを設定するだけで、自動同期が始まります。
ただし、通常のストレージと同期ストレージは別扱いとなっているので、Live Meshで同期したファイルを、iOSアプリやSDExplorerで見ることは出来ません。