(32nmプロセスのA5プロセッサ)
AnandTechの記事によると、「AppleTV 3」に搭載されているA5プロセッサは、32nmプロセスで製造された物なのだそうです。これは、iPhone 4Sに搭載されている45nmプロセスのA5プロセッサに比べて、約41%も小型化され、より省電力になっています。
また、「AppleTV 3」に搭載するにあたってシングルコアになっているだけで、本来はデュアルコアで設計されているとのこと。
そしてどうやら、この32nmプロセスのA5プロセッサが、値下げされた「iPad 2」にも搭載されるとみられています。その恩恵は、バッテリーライフの増加、発熱量の低減などが挙げられます。
CPUやチップセットの“シュリンク(小型化)”による生産コスト低減や低発熱・低消費電力化は、家庭用ゲーム機などで良く見られますが、ゲーム機よりも遙かに世代交代のスピードが早いiOSデバイスにおいては、珍しいことかもしれません。