不要になったiPhoneやiPadを売却したり廃棄する際に心配なのが、個人情報を含んだデータの流出です。例え、工場出荷状態に戻したとしても簡単に復元されてしまう恐れがあり、データを完全に消去するにはランダムデータで上書きを行う必要があります。
そんな時に使えるのが、この「iShredder 2」というアプリ。
iPhone / iPod touch / iPadの空き容量を、国防総省5220.22やNATO標準といった国際基準のデータ消去方法で完全にクリアにしてくれるという、非常に高性能なシュレッドツール。お手軽かつ安価にデータの完全消去が行えます。
- ProtectStar iShredder Std for iPhone(250円)
- ProtectStar iShredder Pro for iPhone(350円)
- ProtectStar iShredder Pro HD for iPad(350円)
iShredder 2 Proを使用して、iOSデバイスのデータを全て完全に削除する
まず、iPhoneやiPadなどデータの完全消去したいデバイスをiTunesに接続し、「iPhoneを復元」で工場出荷状態に戻しておきます。そして、バックアップから復元せずに、iShredderのみを同期して起動します。
iShredderを起動したら、右下のボタンをタップしてデータ削除の種類を選択します。
4 cyclesというのは、空き容量にデータを上書きして消す作業の回数です。多ければ多いほど復元が困難になりますが、その分作業時間がかかります。
種類を選択したら、右下のボタンをタップして作業開始。
空き容量をデータで埋める為、iOSから「ストレージの空き領域がありません」という警告が出ますが、完了をタップして無視します。
数十分後、データの削除が完了。
レポートで詳細が確認できます。