スマホで電子書籍を読むユーザーはわずか3割、まだまだ紙媒体が強し

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Ebook user

スマートフォンやタブレットが一般的なものとなり、電子書籍も徐々に普及してきた印象がありますが、実際の所はどうなのでしょうか?

ちょっくら、電子書籍に関するアンケート調査結果を見てみましょう。

スマホユーザーの7割は電子書籍を読まない

まず、株式会社リビジェンが、10~30代のスマートフォンユーザーの男女500人を対象にアンケート調査を行った結果によるものです。それによると、スマートフォンで電子書籍を読んだことがあると答えたユーザーは全体の約3割で、残りの7割は読んだことが無いということが判明しました。

子供用の絵本や参考書 、漫画などは紙媒体で読みたいというユーザーが多くいることと、やはり画面の小ささに起因する問題がネックとなって敬遠されているようです。

例えば、漫画ではズームしたりズームアウトしたりする必要があったり、小説などでは文字や背景色のカスタマイズが必要になったりと、買ったそのままの状態で快適に読む事ができないという不満などですね。

電子書籍ストアはKindleが圧倒的

変わって、株式会社インプレスR&Dは電子書籍ストアの利用率を調査しています。
こちらは、ユーザーではなく電子出版に携わる人向けにアンケート調査したもので、有効回答数は565件。

それによると、2013年10月において最も利用されている電子書籍ストアは、「Amazon Kindleストア」で55.2%。次に「Apple iBook Store」の17.5%、「紀伊國屋 Kinoppy」13.5%、「楽天kobo」11.9%、「ソニー Reader Store」11%という結果になっています。

電子書籍を出版している関係者ということで、販売が行えるKindleストアやiBook Storeが上位になるのは必然の結果ですが、やはりKindleが圧倒的です。

2013年4月時点の調査結果と10月の結果を比較すると、楽天koboとソニー Reader Storeが微増してはいますが、やはりまだまだKindleには遠く及びません。

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