Mac用のフォトレタッチアプリ「Pixelmator」が、バージョン3.3にアップデートされました。
バージョン3.3はコードネーム“Limestone”と呼ばれ、OS X Yosemite向けに幾つかの新機能が追加されています。
- OS X YosemiteにマッチするUIに刷新
- OS X Yosemiteの新機能をサポート
- Handoff、iCloud Driveを通じて「Pixelmator for iPad」との連携をサポート
- 修復ツール拡張機能により素早く画像を修復
大きな変化としては、まず見た目。
元々黒ベースのUIなので若干分かりにくいのですが、確かにYosemiteライクに変化しています。
その他、Handoffのサポートにより、Mac版とiPad版それぞれのPixelmatorで作業中の状態を同期することができるようになっています。また、これまではiCloudのみサポートでしたが、今回からはそれとは別に、iCloud Driveに保存してあるデータにもアクセスできるようになりました。
修復ツール拡張機能というのがちょっと分かりにくいのですが、これはYosemiteの機能拡張として、Pixelmatorの修復ツール(指定した部分をある程度消去できる機能)が使用できるというものです。
使用開始するには、システム環境設定 > 機能拡張 > アクション から「修復ツール」にチェックを入れます。
ただし、この機能が使用できるアプリは、メールとテキストデディットのみ。
(かなり微妙ですね・・・)
メールの新規作成から画像を添付して、画像の右上にあるボタンから「修復ツール」を選択。
スライダーで選択ツールの大きさを指定、画像の消したい部分を指定していきます。
上手くいけば綺麗に消えますが、複雑な画像だと上手くいかない事もあります。
失敗した場合は、cmd+zで作業前に戻れないので一度キャンセルするしかありません。
うーん・・・。これなら添付前にPixelmatorでしっかり修正した方がいいんじゃないのか?という気がしますが。
というわけで、微妙な機能も含む新機能が追加されたPixelmator 3.3 Limestoneでした。
Pixelmator
バージョン:3.3
カテゴリ:グラフィック&デザイン
サイズ:40.8 MB
価格:¥3,000