24時間営業をやめたコンビニ、収益がプラスになった理由

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Jitaneigyo conveniencestore

ここ最近、24時間営業をやめるお店や営業時間を短縮するお店が少しずつ増えてきました。

個人経営のお店ならまだしも、大手のチェーン店などでも時短営業の店舗が出てきています。

某コンビニの一件以来、注目されている24時間営業の是非と営業時間の短縮。

利用する側からすると、24時間営業しているお店があったほうが安心感があるというのはありますが、実際に深夜帯のコンビニや飲食店を利用するのは稀です。高齢化していく日本においては、24時間営業のコンビニや飲食店のニーズは10年、20年前よりも低下しているのは確かですし、収益の低い時間帯の営業をカットするのは当然の措置といえます。

でも、営業時間を短縮したら売上に悪い影響が出るんじゃないの?

普通はそう思いますよね。
でも、実践してみたら実はそうでもなかったという一例があります。

実際に深夜〜早朝までの営業をやめたコンビニオーナーを取り上げた記事によると、売上は微減したものの人件費の負担がなくなったので、トータルではプラスだったといいます。

24時間をしていた時と深夜営業をやめた時の客入りの比較では、日中の客入りは変わらず、逆に夜間の客入りは増加したそうです。

営業時間を短縮したことで、客側に「早く行かないと店が閉まってしまう」という焦りが生じ、閉店までの客入りが増加したと分析されています。

Shopping

確かに、“いつでも買える”より“今しか買えない”という方が購買欲は刺激します。

物を売るときの基本中の基本ですけど、コンビニチェーン店でその状況になることはまずありません。時短営業することで図らずしもそうなったというのは、ちょっと面白い話ですね。

(このケースでは、恐らくタバコや酒を買いに来た人がほとんどだと思いますが)

街中のコンビニ激戦区では(協定でも結ばない限り)この方法は一切通用しませんが、郊外や過疎地にあるコンビニなら、今回のケースと同様に営業時間の短縮は十分可能ということですね。

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