ついに、Apple製品にも値上げの波が・・・。
まず、M2 MacBook Airの価格ですが、M1よりもかなり高くなっています。
M1の頃とは世界の情勢や経済も様変わりしているので、ある程度高めな価格設定で登場するのは想定されていたとはいえ、やっぱり高くなったな〜というのが印象としてあります。
そんなM2 MacBook Airの価格、アメリカと日本でどれだけ違うのでしょうか?
M2 MacBook Airの価格の日米での違い
Apple日本での価格
- 8コアGPU:164,800円
- 10コアGPU:208,800円
Apple USでの価格
- 8コアGPU:1,199ドル
- 10コアGPU:1,499ドル
Appleレートは1ドル=137.5円〜139円に設定されています。
実際のドル円の為替レートは、6月7日(火)現在で133円前後をウロウロしているので、Appleレートが特段高く設定されているという印象はありません。むしろ、今後、ドル円がAppleレートを超えてくる可能性も無くはないので、そうなると、さらに値上げされることになるかもしれません。
また、今回のAppleレートの改定は、旧モデルのM1 MacBook Airにも及んでいます。
M1 MacBook Airは価格改定で大幅値上げ
M2登場後も販売継続となるM1 MacBook Airですが、8コアGPUモデルが無くなった上に、価格が115,280円→134,800円へと大幅に値上げされました。実に19,520円の値上げとなります。
M1 MacBook Air(値上げ前)
- 7コアGPU:115,280円
- 8コアGPU:142,780円
M1 MacBook Air(値上げ後)
- 7コアGPU:134,800円
Apple USでの販売価格は999ドルのまま変更されていないので、Appleレートが改定されたことによる影響ですね。
それにしても高ぇ・・・。
M1 MacBook AirのAppleレートは1ドル135円なので、実際の為替レートに近く妥当な価格改定になりますが、この価格でM1を買うのなら、もう少しプラスしてM2を買おうという心理が働きます。まさに、それを狙った絶妙な価格設定になっていることがわかります。
iPhoneも値上げは確実?
20年に1度というレベルの円安の影響により、既存のApple製品の値上げは以前から想定されていました。今回のM2 MacBook AirとM1 MacBook Airの価格設定は、iPhone 14の価格や旧型iPhoneの価格の目安となりそうです。
iPhone 14の価格はもちろん旧型iPhoneの値上げも間違いなく行われるので、iPhone 12やiPhone 13を購入するのなら、9月までにMNP特典などを使って安く購入するのがベストかもしれません。
近年のiPhoneの売り方としては、新型モデルが登場後に旧型モデル(非Pro)は1万円ほど値下げされて販売継続というのがパターンとなっていますが、今年は、Appleレートの引き上げにより値下げ幅が相殺される可能性もあるので、値下げにはあまり期待しない方がいいでしょうね。