Appleが生成AI「Apple GPT」を社内でテスト中、ニュースが出たすぐに株価が急騰

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Applegpt siri

Appleが独自の生成AIツール「Apple GPT」を開発しているとBloombergが伝えています。

AIチャットボットの分野では、MicrosoftはOpenAIのGPTをベースにしたBing AI、Googleは独自のBard、AmazonはAWSにAIを導入していたりと大手ハイテク企業がAIへの取り組みを急速に進めている中で、Appleはこれまで沈黙を守ってきました。

AppleにとってのAI関連のニュースは、今回は初めてとなります。

Appleの生成AIは、Bloombrgの記事では「Apple GPT」と称されていて、Apple社内のみで使うチャットボットとして試験的に導入されているといいます。スタッフ向けのテキストの生成に活用されるなど用途は限定的ですが、2024年にはApple GPTのサービスが開始される可能性があるかもしれないと述べています。

iOSやmacOSへ組み込んで、音声アシスタントのSiriをApple GPTでさらに賢くするとか、テキストの生成や整形、Apple純正アプリの機能向上などに使うといった補助的なツールとしての活用方法が期待されます。

このニュースが伝えられると、Appleの株価は198ドルに急騰。一般ユーザー向けのサービスではないということが知れ渡ると急落、現在は半値戻しあたりに落ち着いています。

AAPL 2023 07 20 18 26 58
(image: TradingView)

株価に関してはいったん天井かなという気がしますが、正式発表ではなくBloombergのリーク的な記事でここまで株価が動くのは、それだけAppleのAIに期待感があるということでしょう。

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