キングジムから2/7に発売された革命的なメモ帳「ショットノート」。手書きのメモをiPhoneアプリで撮影して取り込んだものを、デジタル化して一括管理するというコンセプトのアイデア文具です。
専用のメモ帳はS,M,Lの3サイズ用意されており、日常生活から仕事まで様々な用途に対応します。例えば、電話中に相手の連絡先を書き留めるときや、ふと思いついたアイデアを書き留めるのにも良いですし、名刺に新聞・雑紙の切り抜きを取り込んだり、レシートを取り込んで家計簿や確定申告に役立てるのもありでしょう。
当然、普通のメモ帳としても使えるので、良い意味で ”つぶしがきく” のも大きな特徴です。
アナログとデジタルの架け橋としても魅力的な文具用品ですが、売り切れ続出らしく、入手できるのは少し先になりそうです。
仕方ないので、とりあえず専用アプリのみで使ってみました。
専用アプリ「SHOT NOTE」は無料アプリで、iPhone 4, 3GSのみ対応となっています。
メモをカメラで撮影して取り込みます。
専用メモ帳のショットノートではなく、普通のメモ帳に書いたメモを取り込んでみましたが、「マーカー検出エラー」が出ました。
マーカーとはショットノートの四方の隅にあるマークでしょうか。
試しにマジックで似たようなマークを書いて再度取り込み・・・
やっぱりダメでした。(当たり前)
仕方ないので、マーカー検出エラーのまま取り込みます。
驚いたことに、専用メモ帳じゃないのに手書きのメモが見易くなるように自動で調節され、かなり良い感じに取り込まれました。
「マーカー検出エラー」時のデメリットとしては、「自動トリミング、台形補正がされない」「日付、番号が取り込まれない」という2点があります。その為、ショットノートを使用していないメモの検索は、「タイトル」「撮影日」「タグ」のみで行わなければなりません。(それでも十分?)
設定でEvernoteアカウントを登録すれば、Evernoteにも投稿可能です。
これで、iPhoneで取り込んだメモを、PCやiPadでも共有することができます。
(バージョン1.0.2にて、Evernoteのノートブックを選択するとアプリが落ちる症状があるようです。)
当然、このアプリは、専用のメモ帳であるショットノートと併用することで真価が発揮できるようになっているのでしょうが、なかなかどうして、単体でも「写真メモアプリ」としてかなり使えるものに感じました。
ショットノートが入手困難なうちは、このアプリだけで使用するのも ”あり” でしょう。