Mac用ツール「AdiOS」で調べる
アドレス帳にアクセスしているiOSアプリを調べるには、フリーのMac用ツール「AdiOS (ダウンロード)」を使います。
このツールは、先日、某iOSアプリがユーザーに無断でアドレス帳の情報を収集していたプライバシー問題を受けてリリースされたものです。機能は、アドレス帳にアクセスしているiOSアプリをリストアップすることのみで、アクセスをブロックしたりする機能は備わっていません。
また、例えば、「Instapaper」等のメールで情報を送信する機能が備わっているアプリであればヒットしてしまうので、あくまでも好奇心や目安としての使用が推奨されています。ただ、そういった機能の備わっていないマイナーアプリがリストアップされた場合には、やや注意しても良いでしょう。
Cydiaアプリ「PMP (Protect My Privacy)」でプロテクトする
Cydiaアプリの「PMP (Protect My Privacy)」は、端末識別子・GPS位置情報・アドレス帳 へアクセスするiOSアプリを検出、“プロテクト”を選択することで偽の情報を返してくれます。使用するにはJailbreakする必要がありますが、セキュリティ上かなり有効な手段をとることができるオススメツールです。
プロテクトの設定はアプリ毎に可能。設定画面では、アプリがアクセスしようとしていると文字が青く表示されているので、ONにすると偽の情報を返すようになります。
- Identifier - 端末識別子
- Location - GPS位置情報
- Contacts - アドレス帳
Identifierは殆どのアプリが要求するので、基本スルーで。Locationは、マップ系アプリ以外はお好みでプロテクト。Contactsが出た場合のみ、プロテクトをONにする方向で運用すると良いでしょう。
まともなアプリに偽の情報を返すのは気が引けますから。
参考記事