Apple Support Communitiesフォーラムでの、新型iPadが「熱くなる」という報告を受けて、「iPad 2」と「新型iPad」の温度をサーモグラフィーで計測する比較実験が行われました。その結果、新型iPadはiPad 2よりも発熱量が多く、より高温となることがわかりました。
Tweakers.netの行った実験
(ベンチマークを5分間実行したのち計測)
- iPad 2 = 28.3℃
- 新型iPad = 33.6℃
わずか5分間のベンチマークでも、5.3℃の違いが生じています。
よりマシンパワーを必要とするゲームをプレイすると、さらに温度は上昇しその差も開きます。
consumerreports.orgの行った実験
(室温22℃、4G接続はしていない状態、ゲーム「Infinity Blade II」を45分間プレイしたのち計測。)
- iPad 2 = 33℃
- 新型iPad = 46℃
新型iPadは、背面の一箇所の部分が特に発熱しています。(写真右)
性能アップによる発熱量の増加、密閉されているiPadではそれが顕著に表れるのは当然のこと。背面が高温になるのは、ガワ自体がヒートシンクとなって放熱しているから・・・。
理由はどうあれ、夏場はクーラーor扇風機が必須なのは確か。
強制冷却しない場合は、製品寿命がかなり短くなると予想されます。
[ Mac Rumors ]