iPhone 15 Proは爆熱か?実際の温度は43℃前後で熱めのお湯レベル

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(image: by refused9150)

iPhone 15 Pro本体が相当に発熱するという報告が世界中から挙がっていますが、実際にはどの程度の温度になるのでしょうか?

48℃になるという測定結果もありますが、ユーザーが温度計で測定した結果によると、43℃前後というのが平均値のようです。

ゲームや動画撮影などの重い処理をした時、充電時などに高温になるという報告が最も多いのですが、中には、通話を5分しただけで熱くなるという報告もあります。

サーモグラフィー画像によると、最も発熱するポイントはカメラレンズの横の部分。まさにA17 Proチップがある場所が最も発熱するポイントであることから、A17 ProのCPUまたはGPUが発熱の原因であることがわかります。ハードウェアの仕様上の発熱の場合は、そういうものとしてユーザー側が創意工夫して使っていくことが必要となりますが、CPUやGPUをほとんど使用しない通話中にも熱くなるという症状に関しては、ソフトウェアアップデートによる修正に期待できそうです。

IPhone15Pro temp 02

そもそも43℃前後という温度は異常なのか?

お風呂の温度に置き換えると、熱めのお湯という感じで、冬場のシャワーなら適温でしょうか。火傷するほど熱いわけではありません。

また、スマートフォンの温度としても、iPhone 15 Proだけが異常に発熱するというわけでもありません。

Xiaomiのスマホと動画撮影中の温度を比較した動画クリップでは、Xiaomiが47.8℃なのに対してiPhone 15 Proは43.2℃で、Xiaomiのスマホの方が爆熱になっています。

なぜ熱くなるのか?

3nmプロセスのA17 Proチップで発熱するというのは、ちょっと不思議に思えます。フレームとして使われているチタニウムは温まりやすく冷めやすいという特性があるので、チップの熱をそのまま吸収して放熱してくれます。そのため、本体の表面部分はステンレススチールやアルミニウムよりも熱くなってしまう=排熱が効率よく行っているという予想ができます。逆に構造的に排熱処理がうまくいっておらず熱がこもっている可能性もありますが、どちらにしても幸いこれからの季節は徐々に寒くなっていくので、iPhone 15 Proはハンディーウォーマー(カイロ)代わりとして役に立つでしょう。

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