(写真:Martin Hajekさん)
「iPhone 5」の流出した外装パーツよりその存在が明らかになった"Mini-Dockコネクター"ですが、TechCrunchが独自に確認したところによると、このMini-Dockコネクターはこれまでの30ピンから19ピンの新規格となり、「iPhone 5」への採用は確定的となるようです。
さらに、このMini-Dockコネクターについて興味深い噂が出ています。
それは、Micro-USBと互換性があるということ。
AppleがこのMini-Dockを「iPhone 5」に採用したきっかけが、EUの標準化団体CEN/CENELECとETSIの提唱している"Micro-USBによる充電の標準化"に合わせるためだったとすれば、確かに理にかなった噂かもしれません。
そして、もしこの互換性の噂が事実なら、「iPhone 5」では、Micro-USBで接続するスマートフォンの充電器等と併用することができるので、ユーザーにとってもメリットとなります。
旧Dock製品とは変換アダプターで対応?
もう1つ、新規格となるMini-Dockの採用にあたって、これまでの30ピンのDockコネクターを使用した製品は切り捨てられるのか?という疑問がありますが、これについてはAppleのみが知るという状況です。もしかしたら、19ピン→30ピンの変換アダプターをAppleが発売するかもしれませんし、それが無ければサードパーティーから発売されるでしょう。
19ピン→30ピン変換アダプターの想像CGがmelablog.itに掲載されていますが、これを見ると、イヤホンジャックがMini-Dockコネクターの横に付いた意味がわかったような気がします。
どちらにしても、Dockコネクターを利用したネックストラップ(結構便利!)は絶滅しちゃいそうですね。