WSJのスマホは病原菌の温床、異常な数のふん便性大腸菌群が付着というセンセーショナルなタイトルの記事が話題になっています。これは、数年前に公表され話題となったた“キーボードはかなり汚い説”のスマートフォン版といったもので、端的にまとめると以下のような内容になっています。
- 普段から肌身離さない携帯電話やスマートフォンは、黄色ブドウ球菌や大腸菌の温床になりがち。
- 付着した皮脂で雑菌がさらに繁殖するが、精密機器なのであまり強力な殺菌が行えないという悪循環。
- 飲食店など不特定多数が利用するテーブルに直置きした物などを、顔面に近づけたり、枕元でも使ったりすることから、健康被害(風邪・結膜炎・下痢など)がでやすい。
- UV(紫外線)殺菌を使った携帯電話向けの殺菌装置が登場予定で、新興ビジネス出現の予感。
本体にダメージの無いように保護シートをした上で、アルコール入りのウェットティッシュなどでこまめに拭いていれば、言われているような健康被害が出る心配は無さそうですが、スマホの除菌を習慣化するのは中々難しいかもしれません。
うがい・手洗いと並んで、「スマホふき」は定着するでしょうか?