凄いデザインのMacProとAirPort、猫科じゃなくなったOS X Mavericks、Haswell搭載MacBook Air [WWDC 2013]

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Apple MacPro2013

Mac Pro 2013

WWDC 2013で一番度肝を抜かれたのがこれでしょう。
これまで、質実剛健なプロユースのPCまたはワークステーションとして君臨してきたMac Proが、Power Mac G4 Cube以来の革新的なデザインに生まれ変わりました。ちなみに、アメリカで組み立てられる最初のApple製品ということです。

Apple MacPro2013 2

縦25cm x 横16.7cmの円柱形のボディは、底面が吸気口になっていて、上面にはヒートシンクと冷却ファンで廃熱する仕組み。カバーを取り払うと直ぐさまロジックボードにアクセスでき、メンテナンス性はかなり高め。

スペックは、DDR 3@1866MHz ECC 60GB/s、AMD FirePro x 2@7 TFlops、PCIe Flashストレージ@1250MB/s、Thunderbolt 2、USB3.0、HDMI 1.4、ギガビットイーサ、802.11 ac、Bluetooth 4.0など。


OSX Mavericks

OS X 10.9 Mavericks

これまで猫科の名称が付けられていたOS Xですが、今回のメジャーアップデートより「Mavericks」という猫科とは違う名前に方向転換しています。このMavericksとはどういう意味なのでしょうか?

Webの英和辞典だと「一匹狼」と出るので、猫科から犬科への転身か?と思わせて実は、全く違いました。

サーフィンをやっている人には有名なようですが、ビッグウェーブが期待できるカルフォルニアのサーフポイント「マーヴェリックス」の事を指すようです。開発者にサーファーがいるのかな?

主な新機能としては、マルチディスプレイ使用時にメニューバーやDockがセカンダリモニタにも表示されるようになった「マルチプルディスプレイ」、iOSの標準地図アプリのMac版となる「マップアプリ」、パスワードやログイン情報をAES 256bit暗号でiCloudに保存して入力時に使用できる「iCloudキーチェーン」、機能強化された「通知機能」、タブが付いてタグ付けにも対応した「Finder」など。

今秋リリース予定です。


AirPortEctreme TimeCapsule2013

AirPort Extreme / Time Capsule

AirPort Expressが何重にも積み重なったようなデザインの「AirPort Extreme」と「AirPort Time Capsule」も登場しています。このデザイン、コラでもギャグでもありません。

本体サイズは、縦16.7cm x 横9.8cm。802.11nより約3倍高速な802.11acに対応。背面端子は、ギガビットイーサLAN x 3 WAN x 1, USB 2.0 x 1。Time Capsuleはこれに加えて、2TB or 3TBのストレージが内蔵されています。

価格は199ドル / 299ドル / 399ドル。


MacBookAir2013

MacBook Air 2013

Intelの「Haswell」アーキテクチャをベースにした第4世代のCore i5 / i7を搭載した新型MacBook Air。802.11ac搭載、12時間バッテリー駆動など。

価格はそれぞれ、9万8,800円 / 11万8,800円 / 10万8,800円 / 12万8,800円。

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