インターネット上の過去のWebページを保管しているInternet Archiveが、アメリカで放送されたニュース番組で報道された世界各国の場所を、アニメーションで表示するというマッピングサービス「Animated Geography」を発表しました。
このサイトでは、2009年6月4日から現在までのデータを見ることができ、その時に注目されている場所がひと目でよく分かるようになっています。
2009年6月4日からここ最近までで、日本が最も報道されたのは、やはり東日本大震災とその後の原発事故です。地震発生前日の3月10日、発生後の3月13日、3月20日とで、アメリカさんの日本への注目度の差を比較してみましょう。
地震発生前日は、東京のニュースのみ。
ほぼ感心無しです。
神戸が光っていますが、見てみたところNBAのkobe bryant(コービー・ブライアント)という選手のニュースで全然関係無いものでした・・・。
地震発生後の3月13日。
普段は報道されていない東京以外の地域も光っています。
さらに1週間後の3月20日。
この頃、日本では福島第一原発の報道もかなり多かったように記憶していますが、アメリカのニュースでは、原発事故よりも津波被害が大きかった地域の報道が集中しています。
と、まあこんな感じで、今後、データの正確性が高まってニュースとマッピングが正常に連動すれば、過去ニュースのアーカイブスとしてちょっと面白いサービスになりそうです。