「iPhone X」の顔認証システムFace IDは、どういう仕組みで人の顔を認証しているのでしょうか?
顔認証は、本体の上部にある「TrueDepthカメラ」を使って行われます。
仕組みとしては、ドットプロジェクタで目に見えないドットを顔に投射して顔をマップ化し、投光イルミネータで赤外線を照射します。それを赤外線カメラで読み取ることで、顔の形状や凹凸によって認証されるようになっています。
実際にどんな感じなのか?
iFixitがYouTubeにアップした動画内では、赤外線を可視化した映像があり、人の顔をマップ化して読み取る工程を見ることができます。
顔に投射されるドットは、想像していたよりも少し大きめ。
この緻密さでは、双子の顔の違いを認識することが難しいというのも納得です。
将来的には、このドットがさらに細かくなり認証精度もアップするのでしょうか?
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