iOS 8.1のパスコードロックを誰でも簡単に解析できるようになる、Mac用のユーティリティツール「TransLock」が現在開発中とのこと。
これは、iPhoneやiPadに設定された4桁のパスコードロックを、0000 - 9999まで総当たりで入力するというもので、パスコードの入力に10回失敗するとすべてのデータを消去する設定になっている場合でも、これを回避することができます。
1つのパスワードを試すのに5秒、9999まで総当たりすると約14時間。
先日発表された「IP BOX」と呼ばれるiOSのパスコード総当たりツールだと、1つのパスワードに40秒、9999までの総当たりで約111時間かかることを考えると、「TransLock」がいかに優れているかがわかります。
公開されたデモンストレーション動画を見てみると、iPhoneをUSBで接続して「TransLock」を実行。解析が終わるとiPhone側にパスコードの数字が表示されるので、それを入力してパスコードロックを解除するという使い方。
パスコードを忘れた時には良いかも。