久々のフルモデルチェンジとなる、新しいApple TVの「Apple TV 4」が正式発表されました。
スペックや見た目などは、基本的にリーク情報の通りとなっていますが、映像出力は1080pのままで4Kには対応していません。
本体に関しては、厚みが10mm増しただけでデザインは変わらず。プロセッサは、シングルコアのA5チップからデュアルコアのA8チップへ、オーディオ出力は5.1chから7.1chにアップグレード。端子類はHDMI 1.4、USB-C(サポート用)。内蔵ストレージは 32GB / 64GB から選択可能となっています。
発売は10月下旬頃で、北米市場での価格は32GBモデルが149ドル、64GBモデルが199ドル。日本での価格は未発表ですが、1ドル120円で換算すると32GBモデルが17,880円、64GBモデルが23,880円。これに消費税を考慮すると、それなりの価格に落ち着きそう。正直、セットトップボックスとしては、かなり割高です。
OSはApple TV 4専用に開発された「tvOS」となり、App StoreやApple Musicが利用できるようになっています。(「tvOS」はApple TV 3にはインストールできません)
リモコンは「Siri Remote」という新しいものになり、タッチ操作とSiriによる音声操作が行えるようになりました。地味な改善点としては、タッチ操作による動画のシークが可能になったことが挙げられます。
Apple TVとの接続はBluetooth 4.0で行うので、遮蔽物に邪魔されずに操作することができます。
また、加速度センサーとジャイロスコープも内蔵されていて、App Storeのゲームプレイ時には、さながらWiiリモコンの様にプレイすることができます。さらに、Siri Remoteの他にMFiコントローラーにも対応しており、これらを使っての本格ゲームプレイも可能です。
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