iFixitが、「Apple Pencil」の分解レポートを公開しています。
そのレポートによると、「Apple Pencil」を分解するには絶対に破壊する必要があり、樹脂の外装を切断すると金属製の中身が出現。その中身を極小の特殊ネジで開腹すると、超極小のロジックボードと筒状のリチウムイオンバッテリーが詰まっている構造。
構造的にペン先カバーのみは交換可能ですが、バッテリーの交換やロジックボードの交換はほぼ不可能で、使い捨てを想定した製品であることが分かります。
外装は樹脂素材なので、ラバーコーティングされているペンの様に経年劣化によるベト付きは発生しませんが、製品寿命としてはペン先の摩耗やロジックボードの故障よりも先に、バッテリーの劣化がポイントになりそうで、(使用状況にもよりますが)実際に使えるのは数年程度と予想。
ペンタブの製品寿命としては若干短めの印象です。
グラフィックを描くことで金銭を得られるプロなら数年使えれば御の字、必要経費としても納得がいくでしょうが、アマチュア(特に中高生)が勉強のために購入するには少々負担が大きいかもしれません。
そういう意味でも「iPad Pro」なのか〜〜〜??
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