「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」は、ストレージ容量によってパフォーマンスにかなりの差が出ることが判明しています。
32GB / 128GB / 256GBのラインアップの中で、32GBモデルのみNANDフラッシュの書き込み・読み込み速度が遅く(特に書き込みが著しく遅い)、実際にファイルを転送した場合の時間にもかなりの差が出るようです。搭載されるNANDフラッシュのメーカーや種類によって微々たる差はでるものですが、ここまで差が開くと、もはや別モデルと考えた方がいいかもしれません。
32GBと256GBのPerformanceTest Mobileの結果と、iTunesで動画ファイルを転送させた場合の時間を比較すると以下のようになります。
iPhone 7 256GB | iPhone 7 32GB | |
---|---|---|
書き込み | 341 MB/s | 42 MB/s |
読み込み | 856 MB/s | 686 MB/s |
4.2GBの動画ファイルを転送 | 2分34秒 | 3分39秒 |
この他、GSMArena blogには、さらに「iPhone 6s Plus 64GB」を交えた比較もありますが、それによると、A10 Fusionチップを搭載しているにもかかわらず「iPhone 7 Plus 32GB」は、「iPhone 6s Plus 64GB」よりファイルの転送速度が遅いという結果が出ています。
販売価格では、32GBと128GBは1万円程度の差額しかありません。
「iPhone 7」や「iPhone 7 Plus」を購入する際には、くれぐれも1万円をケチらないようにしましょう。
後悔するで〜〜〜。
- Source GSMArena blog
- Via TNW