Appleが、新しく指紋認証ができるタッチスクリーンの特許を申請しています。
米国特許庁のサイトで公開されているファイルは51ページもあり、目を通すだけでも少々ウンザリしますが、その中には、指紋を読み取れるタッチスクチーンに関する技術的な内容が記載されています。
「iPhone 8」では、Touch IDのボタンが撤廃され、タッチスクチーン上で仮想Touch IDボタンが組み込まれることになるという噂があり、今回の特許申請はそれを裏付けるものとなります。
指紋センサーはどうなるのかという疑問がありますが、この特許によると、Appleが2014年に買収した LuxVue Technologyが製造する「microLEDディスプレイパネル」が採用されるようです。「microLEDディスプレイパネル」は赤外線をオブジェクトに反射させることで、従来のタッチパネルよりも複雑なタッチ検知を行ったり、パネルに接触せずに接近しただけのオブジェクトでも検知できたり、明るさを感知したり、さらには指紋の溝まで検出できるといいます。
タッチパネルで指紋認証を行うということで、その精度がやや心配ですが、「iPhone 8」の噂としては、眼球の“虹彩”で認証する機能も噂されており、メインのセキュリティはこちらに移行するつもりなのかも？
- Source Patent Images
- Source Appleinsider
