KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏が、投資家向けに、今年発売予定の新型iPhone3機種「iPhone 8」「iPhone 7s」「iPhone 7s Plus」についての予測を発表しました。
その内容は以下の通りです。
- 「iPhone 8」の仮想ホームボタンは、指紋認証機能をサポートしない。その代わりに、3Dセンサーを使った顔認証をサポートする。
- 「iPhone 8」はスピーカー出力がアップする。
- 「iPhone 8」と「iPhone 7s Plus」は3GB RAMを搭載、「iPhone 7s」は2GB RAMが搭載される。
- 3機種ともに、64GBと256GBのストレージ容量になる。
- 3機種ともに、USB-C電源アダプターが付属、急速充電が可能になる。
- 「iPhone 8」のカラーバリエーションは少ない。
- 「iPhone 7s」「iPhone 7s Plus」の生産は8月〜9月にかけて行われるが、「iPhone 8」の生産はそれより少し遅れて10月〜11月にかけて行われる。
意外だったのが、「iPhone 8」には指紋認証機能が無いという予測。
そういえば、一時期、有機ELディスプレイにTouch IDを搭載する開発に苦慮しているようだという噂が出ていましたが、結局、搭載を断念することになったのでしょうか。その代わりに、3Dセンサーを使った顔認証でロック解除などを行うことになるということです。
Bloombergの記事によると、確かに3Dセンサーによる顔認証をAppleはテスト中とあり、Touch IDの役割を担うということは、ロック解除、ログイン、Apple Payなど全ては顔認証で行うことになります。
iPhoneを覗き込むだけで認証できるのは確かに便利かもしれませんが、マスクを着用しているとNGといった制約も出てくると考えると、逆に不便な一面も・・・。
逆光や暗闇でもちゃんと使用できるのか?という素朴な疑問もありますが、赤外線を使った3Dセンサーということで、そのあたりはしっかりクリアしていると思われます。
- Source StreetInsider
- Source Bloomberg
- Via Mac Rumors