中国ソースからのリークとして「iPhone 8」の写真が公開されています。
これまでのモックアップとは違って、フロントパネルやカメラモジュールがはめ込まれていて、複数カラー。かなり実物に近いものとなっています。そして、最大の注目点として、背面Touch IDの存在があります。
本物なのでしょうか?
本体カラーは、ホワイト、マットブラック、シルバー、シャンパンゴールド、メタルブラック。
背面Touch IDはまんま、現行のTouch IDボタンをそのまま移植した感じ。
ただ、この写真には疑問点も多くあります。
まず、本体の素材。
「iPhone 8」はリアもガラスパネルで覆われるとされていて、流出したモックアップでもそのようになっていましたが、この写真ではメタルブラック以外はアルミ外装のように見えます。 もっと言えば、「iPhone 7」の写真を加工しただけのようにも思えます。
次に、背面Touch IDの存在そのものが怪しい点。
「iPhone 8」はQi規格のワイヤレス充電に対応します。
以前リークされた内部図面から、ワイヤレス充電用のモジュールは、丁度、背面Touch IDがある部分に設置される予定とされていて、その部分にボタンがある事自体が嘘くさいということ。
また、フロントパネルの形状もちょっとおかしいし、顔認証用のセンサーなどが見当たりません。
というわけで、どうやらこれはフェイク画像、または初期の試作機の写真だとみられます。
- Source Benjamin Geskin