Amazonのスマートスピーカーに搭載される音声アシスタントAmazon Alexaの影響で、子供の名前ランキングに変化が起こっているというお話。
米国では「Alexa」という名前は昔からそこそこ人気がある名前でしたが、米国の社会保障局の調査によると、2015年にはランキング32位だったものが、翌年の2016年には一気に50位にランクダウンしたといいます。その原因として考えられているのが、Amazon Alexaとの競合。
Amazonのスマートスピーカーは、「Alexa」という言葉を認識して指示を待ちます。
つまり、家の中で子供を呼ぶ時にちょっと困るというわけ。
例えば、「コラーAlexa!」というとAmazonのスマートスピーカーの方が反応してしまう。「Alexa、宿題したの?」というとガキは無言のままでAmazonのスマートスピーカーが答える・・・なんてことも。
まあ、その程度のことなら家のスマートスピーカーをGoogle Homeに置き換えればいいだけですが、「Alexa」というネーミング自体がAmazonのそれという一般認識になってきているので、学校で子供が「Alexa ◯◯して」とかいって弄られる可能性もあるでしょう(日本の小学校だと確実に弄られる)。それなら最初から敬遠しておこうと考える親が増えているようです。
音声アシスタントの中では一番呼び出しやすいAlexaですが、こんなデメリット?もあったんですね。
ちなみに、明治安田生命の調査による日本の名前ランキングによると、2017年で人気の男の子の名前はハルト、ソウタ、ユウト、ハルキ、リク。女の子は、サクラ、ユイ、アカリ、メイ、ハナとなっています。
意外と?上位にはキラキラネームはないんですね。
- Source Vocativ
- Source 名前ランキング2017
- Via INTERNET Watch