iPhone 11でiOSアップデートをしようとしたら、くるくる状態がいつまで経っても終わらないという症状が発生。iPhone 11にはiOSアップデートで失敗すると文鎮化して要リペアセンターになるという報告があるので、かなり焦りました。
こうなった原因は、(多分ですけど)バッテリー残量が少ない状態からのiOSアップデートっぽい。
ソフトウェア・アップデートの通知が来ていたのでアップデートをしようとしたところ、今すぐインストールのボタンが押せず、「このアップデートをインストールするには、バッテリー残量が50%以上であるか、電源に接続されていることが必要です。」という表示。
iPhone 11のバッテリー残量は30%くらいだったので、電源アダプターに接続したところ、今すぐインストールのボタンが押せるようになったのでタップして、アップデートを開始したんですが・・・
しばらくして確認すると、くるくる状態のまま。
結構時間かかるな〜と思いつつも、ゴールデンタイムだったのでAppleのサーバーが混雑しているのか?くらいにしか考えず、iPhoneは放置したままに。
その後、30分くらいして確認すると、まだくるくる状態。
1時間してもくるくる状態。
これは、ヤバイんじゃないのか?
もしかしてアップデート失敗したか?
真っ先に頭に浮かんだのは、iPhoneに保存したデータが消えること。
とりあえず、システムのバックアップはiCloudにあったのでちょっと安心。
あとは、撮影した写真や動画データなどの安否確認です。
ブラウザからiCloudにアクセスして「写真」をチェックしたら、最新の状態でバックアップが取られていたので、とりあえずデータ関係は復元できる状態でした。
(使ってて良かったiCloud!)
あとは、iPhone 11が文鎮化しないことを祈るばかり。
メインで使ってるのでリペアセンター行きは困る・・・
とりあえず、このくるくる状態をなんとかしないと。
いつまで経っても終わらないので、強制的に終了させることにしました。
iPhone 11の強制再起動のやり方
- 音量ボタンの上を1回押す
- 音量ボタンの下を1回押す
- 電源ボタンを長押し、Appleロゴが出るまで押し続ける
最悪、文鎮化、良くてもリカバリーモードで復元を考えていましたが、無事に再起動できてiOSが起動しました。
また通知来てるし。
今までの時間は、何だったんだ・・・
こうなった原因?
やっぱりバッテリーの残量でしょうか。
- バッテリー残量少ない状態で電源アダプターに接続してアップデートを開始したこと
- 使用した電源アダプターが、非純正の中華メーカーの多ポートの物だったこと
- その電源アダプターは他にもモバイルバッテリーなどを充電中だったこと
急速充電ができない多ポートの電源アダプター、しかも他のデバイスを充電中、これが原因かもしれませんね。
電源に接続したことでアップデートのボタンは押せるようになったけど、実際の充電は足りていなかったという。
実は、iPhoneがくるくるになっている間に、iPadでも同じアップデートをしていますが、こちらは普通にサクサクアップデートが進んだので、サーバーの混雑やネットワークの問題は考えられません。
とりあえず無事だったので、気を取り直して再びアップデート。
今度は、Apple純正のiPad用の電源アダプターを使いました。
今回は無事にアップデート完了!
ちなみに、ソフトウェア・アップデート中に電源が切れたらどうなるのか?
Appleサポートには以下のような説明分があります。
OTA (Over The Air) でアップデートしている場合は、デバイスを電源に接続し、処理中にバッテリーが切れないようにしてください。デバイスのバッテリーが切れた場合は、デバイスを電源に接続し、デバイスの電源を入れて、アップデートまたは復元が完了するのを待ちます。
アップデート中に電源が切れて大丈夫な時もあれば、復元しなければならなくなる時もある。つまり、ケースバイケースってことですね。
アップデートがいつまで経っても終わらない時については?
アップデートが途中で止まっていると思う場合は、いずれかのボタンを押してください。アップデート中というメッセージが表示される場合は、アップデートがまだ進行中です。アップデートまたは復元が完了しない場合や、デバイスが反応しない場合は、デバイスを強制的に再起動してください。
とあります。
今回の場合は、アップデート進行バーじゃなくて、くるくるなので強制再起動で助かったのかもしれませんね。アップデート中に止まってしまうと、初期化からの復元はまぬがれないでしょうし。