毎度おなじみiFixitからも、iPhone 12とiPhone 12 Proの分解レポートが公開されたのでチェック。
iPhone 12とiPhone 12 Proはほとんどが同じパーツで構成されていて、カメラモジュールとRAM、SIMカードモジュールが違うだけ。
中身がどういう構造になっているかは、レントゲン写真が分かりやすいですね。
特に、iPhone 12 Proのカメラモジュールの為に作られたスペースの部分。
iPhone 12では、何もない空間になっていることが良く分かります。(写真左上の部分)
iPhone 12のカメラモジュールの何もない空間は、専用に作られた樹脂パーツで封印されています。
この空間、来年のiPhone 13でミッドレンジモデルにもトリプルカメラが搭載されることになったなら、埋まることになるのか?デュアルカメラのままならこの空間は残ったままになるのか?機能面ではあんまり関係無いですが、ちょっと気になるポイントです。
望遠カメラとLiDARスキャナーの代わりの樹脂パーツ。
その分、軽いからいいじゃないか。
プラスに考えていきましょう。
触覚フィードバックを司るTaptic Engineは、iPhone 11よりも小型化されています。
- iPhone 11:26.9 mm x 11.18 mm x 3.44 mm
- iPhone 12:22.25 mm x 9.48 mm x 3.56 mm
寸法よりもこうやって実物で比較すると大きさの違いがよく分かりますね。
逆に厚みは少し増しています。
という感じのiPhone 12とiPhone 12 Proの中身。一部のパーツを除いてほとんど同じなのは、製造コストを抑えるのに有利に働きます。2021年に登場するiPhone 13シリーズも4モデルが存在するとしたら、ミッドレンジモデルとハイエンドモデルの中間サイズは今回と同じ様に共通のパーツで構成されたモデルとなるでしょう。
- Source iFixit