macOS Ventura、iPod shuffleという古の音楽プレーヤーをサポートしてくれる神だった

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Ipodshuffle3rd 4th

macOS Ventura 13.5 Beta 5には、ちょっとエモい修正点が記載されていることが発見されました。

それは、懐かしのiPod shuffleへの対応です。

切り捨てられたとばかり思われていたiPodシリーズがmacOSのアップデートでは今もなおサポートされているということで、ちょっとほっこりする話題。

リリースノートによると、macOS Ventura 13.5 Beta 5ではiPod shuffle 3rdiPod shuffle 4thで正常に同期しない問題を修正したとあり、 Beta 4では同期になんらかの不具合が出ていたようです。

MacOSVentura 13 5 Beta5 ipodshufflefix

ユーザーから不具合の報告があって、それを修正したという形になりますが、ということは、iPod shuffleを未だに愛用している人が居て、さらにその人がmacOS Ventura 13.5 Beta 4を使っていたということですよね。2023年にiPod shuffleを使っているという、ちょっとこだわりの強いコアユーザーからの報告にもしっかり対応してくれるApple開発陣にちょっと感動しました。

自社が販売していた古いデバイスを長年サポートするという企業姿勢では、日本の任天堂が有名ですが、Appleもソフトウェアの分野では旧型デバイスの長期サポートを実施していて、iOSでも未だに古いバージョンのセキュリティアップデートをリリースしています。

iPod shuffleは4世代あり、2005年に登場した初代は有名なフリスクケースのような形状でインパクトがありました。第2世代はコンパクトなクリップタイプに変わり、第3世代はICレコーダーのようなシンプルな形状になりましたがあまり受けず、第4世代では再び第2世代のデザインに戻っています。

2015年に発売されたモデルがラストで、その頃にはすでにiPhoneが主流となっていて、Apple Watchも登場していたことから、純粋な音楽プレーヤーのiPodはオワコンとして認識されていたので全く売れていませんでした。

ディスプレイが無くて音楽はシャッフル再生しかできないという割り切ったスタイルの音楽プレーヤーのiPod shuffleだからこそ、2023年になっても愛用しているユーザーがいるということなのかもね。

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