Appleが2024年第2四半期の決算を発表。 全体的にハードウェアの売上は減少していますが、サービスの売上は好調で予想されていたよりも悪くはありませんでした。
中国市場での販売不振から売上減が予想されていたiPhoneの売上は、前年同期比で10.4%減。近年、目立ったアップデートが無かったiPadの売上も16.6%減。その一方で、Macは堅調に売上を伸ばしており、前年同期比3.96%増。
- iPhone:前年同期比 10.4%↓
- iPad:前年同期比 16.6%↓
- Mac:前年同期比 3.96%↑
- Apple Watchや周辺機器:前年同期比 10.6%↓
- サービス:前年同期比 14.1%↑
iPhoneやiPadなど主要デバイスのハードウェアの売上は減少したものの、サービスの収益は前年同期比14.1%増と堅調でした。iPhoneの販売不振についても事前の市場予想を上回り、これを好感してAPPLの株価はやや上昇しています。
事前には「Appleショックが来るぞ!」とまで予想されていたAPPLの株価ですが、今後、新型iPad Proの発表やWWDC 24でのAI関連の発表が控えており、危機を一時的に回避したように見えます。次回決算発表は7月24日。
5月7日に開催される新型iPad Pro発表イベントでは、ティム・クックCEO自らがAppleのAIについての発表を前倒しで行う見通しとなっています。
- Source Apple (日本)